深雪の英彦山

2022(R4)年1月14日(金) 晴

豊前坊09:20➾熔岩の壁10:25➾北岳肩10:35➾北岳広場11:10➾中岳《昼食》11:55~12:20➾
行者堂12:30➾Wの滝12:35➾紅葉谷12:55➾野鳥観察路13:20➾スキー場13:55➾豊前坊14:20

今回の寒波襲来で英彦山では朝から雪が降り続き、可成りの積雪量で除雪車出動しているもようだと!
昔の登山仲間から珍しく電話があった。それも、明日英彦山ラッセル登山をしないかというものだった。
最近では、暖冬にコロナ籠りとすっかり忘れてい「ラッセル登山」に曳かれて、用事ないので行く行く返事。
年も体力も忘れて、昔彼らと歩いた伯耆大山や四国石鎚などで、雪山で挌闘した光景が頭を駆け巡る。
夜バタバタ準備して、翌朝待ち合わせ場所で、彼の㈣輪駆動の冬山仕様車に乗り換え豊前坊に着いた。
車は一台もない。モフモフのラッセル登山ができそうだ。吾輩アイゼン装着。相棒はツボ足でいくという。
さて出発しようと用具チェックするとGPSがない!車乗り換えるとき自分の車に置き忘れてきたようだ。
高住神社巫女さんから、昨日の豊前坊界隈の危険な雪道状況を聞いているとき、除雪車が入ってきた。
このような大雪の英彦山に登るのは、年越し寒波の襲った、2011年元旦、2日、3日以来の体験である。
先鋒を俺が作った道気分で歩いたが15分も経つと、ボフボフ埋まる姿を見るに耐えかねた友人が交代。
膝下迄のモフモフ雪を踏み分けて北岳迄通常の30分遅れで到着。中岳迄トレースはなく物凄く疲れた。
中岳でランチ後は南岳へ向かう予定だったが疲れてパス。中岳からアイゼンを外し下山することにした。
野鳥観察路に入るとトレースは無かったが、始めらツボアシスタイルで通した友人が正解だった気がした。
スキヤーの彼にとっても久々の雪山トレッキングと雪道ドライブだったようで、大満足の一日を共有した。

別所駐車場は数台と空いていた 別所先のR-500号線の積雪 
青年の家近くの積雪路面  駐車ゼロの豊前坊(気温マイナス6℃) 
スタート間もなく除雪隊が入ってきていた 高住神社 
救世主石柱まで上るのに約1時間を要した  北岳の肩の階段 
北の肩で雪と風の作った、自然アート 垂れ下がった雪枝で這うように渡った架橋 
雪空で展望は今一だったが、暑くてダウンジャケットを脱いで上がる 
 
尾根筋に出ると、早い雲の流れの隙間から青空が見え始めた 
青空に煌めく霧氷、まさに稜線漫歩 
中岳ではじめて登山者に会う(気温-5℃)  時々青空が覗く
上宮下まで自転車担ぎのKさん来ているよう 正面参道積雪風景
行者堂前の地蔵さん 雪被りの「Wの滝」を覗いてみた
青空が見えるとどこを向いても素晴らしい景色だー 
 
 参道から北西尾根を見上げる 歩荷道辺りは可成り落雪していた 
 
まっさらに広がるスキー場  薬師峠方面はまだ可成りの積雪 

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