宗像城山:ウスキヌガサタケ群生(その-4)
令和2年7月15(水)~17日(金)
コロナ禍のさなか「令和2年7月豪雨」。日本中最悪な事態でも容赦なく降り続く雨に、耐えに耐えるしかなす術がない。 この日も夜半から降り続く雨に歩くのは諦めていたが、昼前小降りになったので傘に雨靴いで立ちで城山へ向かった。 林道は小川のように水が流れ、樹林内も溢れ水で枯れ葉や木枝を押し流され、キヌガサタケは影も形もなくなっていた。 この雨天では、城山のウスキヌガサタケも全く期待できない。下りてくる人がいたら尋ねたいと思うけど誰も下りて来ない。 駐車場は空っぽだったし誰も会うはずないよなーと、山頂へ向かっていると、福岡からバスで来たというご夫婦に会った。 綺麗なのが10本位ありましたよと!…えーぇッ聞い途端、嬉しさのあまり天にも昇る心地になって発生場所へと急いだ。 それも登山道すぐ脇に大形で姿、形も立派。その数も11日7本の群生を見たけれど、それを遥かに勝る美しさに感動! こんなハッピー&ラッキーなこともあるものだと、見えぬ山の神と仏に感謝する次第でした。 15日、タマゴが4、5個あったので、久々に晴れた16日も行ってみたが、既に開傘を終えた2本が残っていただけだった。 |
登山道のすぐ脇斜面に大形が2本 | 崩れているがロープの上にも |
柵杭の根元の大形のウスキヌガサタケ! | 狭い範囲に2~3本づつ別れて |
山側斜面にキヌガサタケ群生 | ☜枝葉に隠れたのをズームアップ |
斜面上側に中形が3本立ち | ☜左3本組手前の網目が粗いキヌガサ |
群生地を離れた場所にもう一本 | 斜面に張りだした大樹の木の根っ子に |
ネットが目一杯張っていた | 垂れ下がり雲下の赤間市街 |
山頂小屋脇のキノコ? | 山頂小屋の電波時計 |
帰りに、もう一度覗いてみたが、余り変わったようには見えない | |
その場を去り難いほどの美形ばかりだった | |
中形3兄弟 | タマゴも4~5個あった |
こんな群生が見られるとはラッキーだった | 雨降るなか朝方、アサギマダラがきてくれた |
久々の晴れが覗く朝だったが、昨日は雨で仕方なく出掛けて思いがけないキヌガサタケの群生を観られた。 コロナ感染拡大もあって、里山の城山などには多くの人が訪れ、すれ違いにも気を遣わなければならない。 キヌガサタケは午前中がよいと聞いているけど、朝は登山者が多いので、昼過ぎに出掛けるのもよい。 |
今日開傘した2本は、すでに萎んでいた | 昨日分のすぐ横に出ていた |
15日…13時36分 | 15日…15時10分 | 16日…13時43分兜と茎 | 17日…13時53分茎だけ |
15日からのキヌガサタケの茎 などと混生 | 今日出たのも形は崩れて | ||
きょうの城山が「登山デビュー」という若い女性と案内人と同行することに・・・同じ町内の方達だった | |||
荒れた山林の高地に流されずに辛うじて残った一本 | 翌18日に見にいったら、茎だけ残っていた |