2020年 城山ウスキヌガサタケ群生(その-3)

令和2年7月9日(木)~13日(月)

7月に入り、九州を襲った集中豪雨。そのあと長野県や岐阜県に移動して甚大な被害状況を伝えるニュースが流れている。
登山で、何度も訪れた地名や川名などには深い想い出があり、見るに忍びない形相に胸が締め付けられる思いがします。
犠牲者や被災されたみなさまには、心からお悔みと、お見舞いを深く申し上げます。
コロナ災禍と、九州全県、中部地区の豪雨被害の続いているこのさなか、山歩きなどは後ろめたさを感じ申し訳ないけど
高齢者の運動不足解消のためにはと、雨の止んだ合間をぬって、雨靴を履いて近場の低山を歩くように心がけている。
なぜ大雨の時季にと思うかも知れないけど、目的はこの蒸し暑い梅雨時期に現れるキヌガサタエとの出会いを求めてです。
大雨警報の出るような日は自重しているが。雨の続くこの時期は訪れる人が少ないという、利点もある。
これだけ大雨が続くと、山や林道は勿論荒れて、タマゴや生長したキノコは押し流され潰れ見られないと思って出掛けると!
意外にも姿、形は崩れても頑張っているその姿に感動し。近年見たことのないウスキヌガサタケの群生との出会いもあった。

令和2年7月13日(月) 小雨…中形ウスキヌガサタケ3本+1本

 
   
今年の梅雨は気温が低い気がする  ヒメヒオウギスイセンにとまるツマグロヒョウモン 
   
この場所には衣笠茸3本とタマゴ3個ありました  山頂まで 200m付近の1本立ちのウスキヌガサタケ 
9時半ごろ ☞ ☜1時間後くらいに見ても、あまり変わらない   
上りに見た、ウスキヌガサタケ☞  ☜約1時間後ネットが少し下りた

令和2年7月11日(土)曇り …ウスキヌガサタケ7本群生+他2本。白大形1本

   
   
   
平成13年6月24日には、大形のウスキヌガサタケの群生が 登山道脇の直ぐ目の高さの斜面で見られた  
   
中腹で群生をなしていたウスキヌガサタケが見られた☞  金山まで行き引返し、再度見た時も形崩れしてなかった  
 
城山と金山の鞍部(石峠)に育つツチアケビ 
 
大雨直後で、この日は期待してなかったが!  花ではなく、キノコのヒダのようです 
 
9時39分…登山道のすぐ脇のウスキヌガサタケ☞  12時46分…下山頃にはこんな姿に 
 
高台に大形の綺麗のが  小形もあった 
 
登山口トイレ入り口迄 泥水流れ込んでいた  登山口近くには、潰れたのが残っていた 
 
竹林道は川のように水が流れていた   雨に打たれてか カブトは色あせている 

令和2年7月9日(木) 午前中小雨後曇り…雨に叩かれ、水に押し流されたキヌガサタケ7本

 
大雨に打たれ、カブトは色あせレースは千切れていた

2020年 「令和2年7月豪雨」と気象庁が命名

6月夕方から7日朝。7日深夜から8日の朝方、福岡、佐賀、長崎に「大雨特別警戒警報」の警戒レベル5が発表された。
球磨川・天ケ瀬、原鶴温泉などでは、河川が氾濫、住宅浸水、土砂崩れなどの痛々しい被害状況の光景に胸を痛める。
我が町辺りの大雨は午前中で治まったので、午後 近くを散歩中に川を覗くと、川の水かさが増して濁流音が凄かった。

   

TOP画面      本年度表紙    城山キヌガサタケ(その-2)
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