【令和3年7月31日~8月4日】
2021年7月31日(土) 曇り後晴れ
キヌガサタケがほとんど姿を現さなくなって、城山通いを諦めて、涼しい時間帯の早朝散歩に切り替えた。 城山に通っていたとき動植物採集者らしい人に、カノコユリやアガギマダラについて詳しく教えてもらった。 知らぬが仏で聞かなければ平静でいられたのに、ユリの花と蝶々に関心の目を向けるようになってきた。 この辺りに咲く、絶滅危惧種のカノコユリは、宗像固有の原種と聞いて注意深く見るようになって気付いた。 長年通った道すがら、民家の軒先などにも、種まきか球根植え付けなどで育てられているのをよく見掛ける。 今朝は驚くなかれ 散歩折り返し点の峠の崖に ひっそりと静かに咲いているのを見つけびっくり仰天した。 これまでの登山で国内のユリの花も沢山見ているのに、その美しさを興味がなかったのか見過ごしていた。 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という、女性に向ける最大級の誉め言葉もあるのに・・・ これまで、いろんな山でゆりの花を見掛けているはずなのに、思い浮かぶ中から少し写真を拾ってみた。 |
民家の垣根や軒先に、結構増殖されているのにあらためて驚かされた | |
何時も通っていた散歩道の切土人工斜面の擁壁の上に咲いているではないですか�! | |
ユリは本当に美しい、花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」など書かれていた | |
孔大寺山を眺めながら散歩していると | ジョギングする若い女性が追い抜いて行った |
民家の軒先にはひまわり | つる性の木本のノウゼンカズラも |
教職定年後農業をされているKYさんから、スイカとウリをゲット・・・(何時もありがとうございます) | |
2003年6月 広島県比婆山ササユリ | 2011年 山?? ヤマユリ |
2009年5月 朝日連峰クルマユリ | 2009年5月 朝日連峰のヒメサユリ |
2021年8月2日(月) 明け方雨後晴れ
昨朝、雨が降っていたので散歩に行けなかった。今朝は、31日に見つけたカノコユリ見たさに期待を込めて出掛けた。 ところが道路脇に咲いているはずの希少植物のカノコユリがない?道路管理者か草刈り被害で切り倒おされていた。 ショックで言葉を失った。人間による自然破壊、人間の無知が引き起こす生態系破壊を腹立たしさを思い知らされた。 この愕然とするようなショックの怒りを、どこにぶっつければよいのかわからない。なす術のない自分が情けなかった。 |
団地内垣根のカノコユリと白ユリ | この農道沿いには昔から咲いていたそうです |
テッポウユリ?だろうか雑じっている | 長閑な田舎散歩道 |
雨上がりの孔大寺山麓を歩く | お盆用に出荷を待つホオズキ |
お目当ての最終地点に着いて愕然とした | わずか一日で、誰が(>_<)こんな酷いことをした |
東京5輪で日本選手の活躍が続く中、コロナ感染拡大が止まらない。緊急事態宣言連発しみんな我慢して下さい。 県をまたぐ外出は控えて下さいとの通達で登山も県外には出掛け辛いため、近場の低山歩きで我慢している。 幸い、今年の城山では、6月~7月中旬にかけてキヌガサタケの開傘が多く、他にも沢山の珍しい出合いがあった。 きょうは人の少ない時間帯のルートを辿って、柳の下のどじょうならぬキウスキヌガサタケとカノコユリを求め、宗像四塚へ |
7月26日以降の城山だったが、小形が出ていた | 青い髪の毛の妖怪みたいなキノコ!?(絹笠茸?) |
5合目まで上り、三郎丸登山口へ下る | 三郎丸から石峠まで上がる |
雨上がりの霧が立ち込める「金山南岳」 | 金山北岳山頂から孔大寺山を見上げる |
広場になっている弥勒山の祠や石仏 | 弥勒山登山口へ30分下る |
弥勒山登山口から石峠へ25分で上がる | 石峠から急坂を30分上がると標識とベンチが |
城山頂上のカノコユリが綺麗でした | 下の登山道から見上げると |
公園の花壇に植えられた白ユリ(テッポウユリ?) | 気をつけてみるとユリも色んな種類を見掛ける |
犬の散歩で、よくお会いするKYさん | 朝の散歩は気持ちが好いです |
道路管理業者に切り倒させたカンコユリ自生個所 | 見るに忍びない姿に怒りを覚える |