県境界尾根シャクナゲ

2021年4月30日(金) 午前中荒れ天気~午後から快晴

駐車場(08:20)~支林道出合(08:55)~最低鞍部(09:35~09:50)~石楠花の頭(10:35)~三国県境界(11:13)~断崖(11:23)
~岳滅鬼峠((【昼食】12:10~13:00)~岳滅鬼登山口(13:23)~大南林道ゲート(13:58)~鬼杉登山口(14:05)~駐車場(14:25)

今年は花の開花が早いと言われているので、10日前の4月21日に出掛け開花の様子を見に行った。
その日の開花状況は所々で花は見掛けたものの花芽の少ないのを見て裏年なのかと思っていた。
24日、英彦山の石楠花の開花状況を見る限りでは、例年とあまり変わらない程度に咲いていた。
もしや県境尾根も早過ぎたのではないかと思ったので、もう一度様子を確認したい気持ちになった。
そこでいつ行く?コロナ禍のGW突入期であることから、平日で天気の芳しくない日を敢て選んだ。
予報では、0時~9時:曇り。9時~12時降水確率70%。その後晴れ。登山指数「C}となっていた。
スタート時の霧雨は9時半頃に本降り雨衣着用。濡れた石楠花をペースを落として愛でながら進んだ。
霞んで見通しは良くなかいがシャクナゲやミツバツツジが目に入る頃天気は一変。予報通りと言うのか⁉
雨風が激しく荒れ模様に豹変。雷鳴が轟くようになったと思う間もなく氷砂糖の様な雹が降り始めた。
春山も天候急変には要注意ポイントが頭を過ぎる。折り畳み傘を被って身を屈め耐えるほかなかった。
30分間位の出来事だったが足元には雹が転がているが、嵐のあとの静けさで鬱蒼とした静寂さ。
その後、アップダウンの険しい滑り易い県境尾根を慎重にゆっくり進み、12時頃岳滅鬼峠に着いた。
予想通りとはいえ、それ以降台風一過のような晴れ間に変わり、登山者には誰一人合わなかった。
見頃の石楠花など沢山咲いて裏年ではなかったこと。春山の英彦山で貴重な体験の一日となった。
..
   
新緑の色合いが美しい  尾根に上がるとシャクナゲが目につくようになる 
 
森のあちこちにある大樹のシャクナゲには花がよくついていた 
   
霞んで視界はないけど花はあるみたい  尾根上がりのミツバツツジはピークを過ぎていた 
   
群生地のシャクナゲは、10日前よりは遥かに沢山咲いていた 
   
見事なシャクナゲに雨も気にならない程度だったが・・・
   
雨に濡れた新芽とミツバツツジのコントラストが何とも言えない美しさ
   
 シャクナゲに見惚れていると間に、雨が少し酷くなってきたので退避
   
雷鳴が轟き始め雨風が強くなった瞬間から大きな雹が落ち始めた 
   
屈み込んだ傘に叩きつける音も凄い(磁気の影響かカメラファインダーが映らない?) 
 
破天荒のあとはもやった静かな森 
   
滑る急坂を辿り、岳滅鬼峠に到着  ランチしている間に日差しが出始めた 
   
日差しの新緑と苔も美しかった  先程迄の荒れ天気が嘘のように好天 
 
登山者の車は一台もなかった  クリックで拡大 

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