由布岳の霧氷

2019年12月8日() はれ

登山口08:10⇒合野越08:50〜09:10⇒またえ10:15〜10:25⇒西峰10:50〜11:00⇒コルで昼食11:20〜11:50⇒お鉢巡り⇒
日向岳分岐12:40〜12:50⇒東峰13:00〜13:10⇒またえ13:25⇒合野越14:25〜14:35⇒飯盛ケ岳14:50⇒正面登山口15:20

山の紅葉が終わり、幹と枝だけの樹林を見るのも好きだが、冬に入り霧氷を初めて見に行く間合いが待ち遠しい。
12月3日、鶴見岳や英彦山の初冠雪が報じられた。霧氷となると天気と行先で迷うところだが今季は由布岳にした。
予報では天気はよいはずなのに空は雲が多くてどんよりし、由布岳の頂上付近には雲がかかり全容はわからない。
夜半の冷え込みも少なく霜柱も薄く歩くには都合よいが霧氷が気になる。雲のある部分には霧氷があると信じて登る。
ただ、日中にかけて気温が上がる予報なので急がないと融けそうで、気持ちは焦るけど思うほど足が挙がらない。
冬枯れの樹林帯を抜けて遠望の山並みも期待してたが、この空模様では靄と雲に阻まれ倉木すらはっきり見えない。
それでも“またえ”に近ずくに連れ山頂を取り巻いていた雲の切れ間から、綺麗な霧氷が観られるようになってきた。
“またえ”から見ると、お鉢を取り巻く、西峰、東峰の山肌の霧氷は素晴らしく、登って来た人の感動の声が聞こえる。
先ず、西峰に上がる頃には幸い青空が多くなったが気温上昇を感じる様になって、霧氷の融け落ちるのも早く惜しい。
お鉢を巡るあいだに西峰山肌は完全に融けてしまったが、紺青の空と輝く霧氷を観られたことに満足の一日だった。

   
 スタート時、由布山頂付近には雲がかかっていた  霞みたなびく冬枯れ樹林帯
「またえ」に近づくにつれ流れ雲の合間に霧氷が観られるようになってきた 
 
 汗が滲むほどの暖かさに気持ちが逸る  「またえ」から、歓喜の声が聞こえてくる
   
 「またえ」から見る由布岳西峰 圧倒的に、 由布岳東峰へ登る人が多い
 
青空の覗き始めたころ障子戸岩壁を這い上がる  アルプスを思わせるような由布岳東峰
 
 若者が大声で叫ぶ声聞こえる東峰を振り向く  西峰山頂、体感温度は10℃以上の暖かさ
 
 西峰からお鉢巡ルートに入ると、 足止めさせるような美しい霧氷林があった
 
 
馬の背の痩せ岩尾根から見上げる東峰 
 
ピーカンの天気になって嬉しいけど、気温が高いので落氷に気持ちは焦る
 
 馬の瀬から剣ノ峰への上りは、まだたっぷり霧氷が残っていた
 
 馬の瀬から剣ノ峰霧氷越しの鶴見岳  馬の瀬から剣ノ峰から東峰斜面
 
 西峰の霧氷は融けてしまった  朝の混雑が嘘のように静かな、由布岳東峰に着く
 
 下山する頃はお鉢の霧氷は殆ど融けてしまってた  真っ青な青空と双耳峰の由布、これもよし
 
 飯盛ケ城山腹から眺める豊後富士  クリックで拡大

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