福智山歩荷訓練

2019年7月7日() くもり

 福智ダム07:35~筑豊新道口08:05~上野越出合09:40~軽食09:55~10:45~福智山11:05~頓野林道13:10~鷹取山14:00~~福智ダム15:35 
山小屋3泊4日のアルプス山行を間近に控え、眠った筋肉を呼び覚ますため負荷をかける訓練を行うことに。
これまでの小屋泊経験から、自身の背負うザック重さに匹敵するまで市販の2㍑ペットボトルを詰め込んで。
ボッカ訓練と言える程の重さではないが、福智山外周トレーニングを予定していたものゝ登山靴のトラブル発生。
遠征用の登山靴ではなかったが、6年前に購入したアルパイン登山靴で 近場はこの靴で間に合っていた。
ところが、ガレ道の急登を2時間近く上った辺りから、右靴のトウ部が少し剝れはじめているのに気付いた。
途中、紐とテープで締め付け補修するが、暫く歩くとすぐ解けて役に立たない。剥離面積は段々広がってくる。
ソールのパカット剝れた靴で歩くより、凹凸はなくなるけど靴底を剥ぎ取ってミッドソールだけの方がまだ楽。
ただ、ミッドソールだけで長い時間歩くのは無理があるので、フラットなルート歩きに変更。
歩き心地に苦痛は感じなかったものゝ、足、腰、身体の姿勢に健全靴と負荷の掛り方が微妙に違ったのか?
下山した途端、これまで感じたことのない痛みが、足・腰・身体のあちこちに勃発。疲れもどっと出てきた。
迂闊な体験から得た教訓は、靴の応急補修は紐やテープ、針金で対応できると認識していたが誤りでした。
今後は、100均やホームセンターに売っている、結束バンドか濡れても強度があるのでよいのではと思った。
更に、、作業用に使う強力粘着テープがあれば、雨にも強く収縮性もあり、雨具やザック、テント破れの補修や
関節など痛めたときの救急用品としても兼用できるので装備品として良いのではと認識を改めました。
登山靴は見た目では問題ないでも、ソール接着剤やミッドソール部分は数年で劣化することも承知しておくこと。
また、登山の三種の神器といわれる(靴、ザック、雨具)の入念な点検と手入れは、いつも怠らないこと。

 
梅雨に入ってもなかな雨の降らない、福智山ダム風景(貯水率34.7%だそうです) 
   
 登山口の福智川に橋が架けられていました  筑豊新道沿いの滝も水はちょろちょろしか流れてない
 
 筑豊新道から上野越出合に登る  山頂付近は深いガスに覆われ、視界不良
   
 山頂直下に着いたころのソール剥離状態 最初の補修は紐を締めテープを巻いたが15分しか持たず 
   
 山頂はパスして、ます淵方面へに向かうつもりだったが、靴底剝れでルート変更して山頂へ上がる 
   
 山頂は濃いガスに覆われ周囲の視界はなし、暑さもなし(23℃)
   
 荒宿荘でも、靴底補修したが… 紐締めでは、カラス落しを通るころには解ける始末
   
ほぼ半日過ぎたころ、山瀬越え手前でソールを剥ぎとった ミッドソールだけでも落ち葉道を歩くには違和感はない
   
オフロードの林道歩きは辛いので、 頓野林道から雲取山方面へ向かう 
   
 雲取山分岐から、はじめて通る尾根ルートは  10分進んだその先は、激下りの厳しい荒れたガレ道だった
   
 雲取登山口の上には、炭焼き窯がまだ残っている  クリックで拡大
     
ハイカイソウ  オカトラノオ  カキラン  ウツボクサ 

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