暖冬のくじゅう
(御池〜天狗ケ城〜星生山)

《2019年1月15日(火) くもり》

 牧ノ戸08:10〜避難小屋10:05〜御池10:45〜池ノ小屋11:40〜天狗ケ城12:15〜久住分12:45〜星生山13:45〜沓掛山15:15〜牧ノ戸15:40

近辺では梅や蝋梅がかなり咲いている。貯水池の水瓶も底をついている。もしかして雪のない冬で終わるのでは?
この冬、九州地方は暖冬でなかなか雪が降らない。雪山英彦山を待ち焦がれているがそんな気配が感じられない。
冬日和がこんなに続くと標高の高い久住連山でも雪景色はおぼつかないけど英彦山よりは見られる確立は高い。
山行日の15日久住の天気予報は気温14℃/4℃と高めで傘マークのない曇りで、15時から晴れマークとなっていた。
出発時牧ノ戸は曇りで気温1℃、山並みは雲に覆われて様子は窺えない。勿論見渡せる一帯に雪は見当たらない。
薄霜が降りて泥ンコ道はカチカチに固まって上る際は好都合だったが、下る時は融けて悲惨な泥道に泣かされた。
霧氷は、扇ケ鼻の山裾辺りから観られるようになったものゝホワイトアウトで近距離しか見えないのは残念だった。
登りはじめてフラットな道では暖かいと感じたが、さすがに御池や稜線になると寒風吹きすさぶ凍てつく寒さだった。
何時も見る樹や枝につく霧氷と違って、岩に張り付いた自然の織成す霧氷造形に色々想像を巡らすのは面白い。
煌めく霧氷は見れなかったが,御池が凍っていたこと。最後に沓掛山から久住連山の薄化粧景色が観れ感動した。

 
 1月14日(成人の日)、近所の民家の庭先に咲き初めたウメとロウバイ 
 牧ノ戸駐車場には6台しか入ってなかった(気温1℃と高い)  牧ノ戸峠からの登山者にも数えるほどしか会わなかった
 こんな天気で第一展望所の東屋からの視界もよくない  牧ノ戸峠を振り返ると地熱発電の湯煙だけが際立つ
 扇ケ鼻辺りに来ると、霧氷がかなりついているがガスで近距離しか見えない 
 西千里を久住方面を目指しているのだが視界なし  星生崎の岩場登山道からも久住山は見えない
この距離に近づいて、やっと久住分れの避難小屋が判る  天狗ケ城と中岳分岐に来ても近くの御池の様子は判らない
 
 半端ない寒さの御池、全容が見渡せることはなかった  御池は氷結していて湖面を歩いても大丈夫だった
 中岳と天狗ケ城の鞍部の分岐標柱  天狗ケ城の北斜面の霧氷
天狗ケ城直下の霧氷は見事だった 
 山頂は凍てつく寒風が強くて早々退散 風上に成長する標柱元の岩に付いた霧氷
 天狗ケ城から戻り、避難小屋の後ろから星生山へ上る 稜線に上がると冷たい突風が吹き荒れて寒い〜痛いィ -
 星生崎の岩に付いた霧氷アート  霧氷ゲートを潜り抜け
   
どれもこれも霧氷オブジェともいえる様相を呈していて“くじゅう雪まつり”状態です
 山頂は冷たい寒風が吹き荒れ睫毛が凍っていた  温度計では氷点下2℃だが体感温度は一桁低い寒さです
 方向が(?_?)もあったが…星生尾根から無事下山に取付く  とうとう最後まで、ガスの取れることはなかった
 登山道に戻ると霜融けでドロドロの泥道に泣かされる  沓掛山近くに下りてきたら、青空がのぞきはじめた(^J^)
三俣山と星生山の雲が少し残る程度に天気は回復してきた景色を沓掛山から眺める 
あ〜ァ〜残念…(>_<)…天気予報通りとはいえ、どんどん青空が増え景色が見えはじめた
 
厳寒の一月に、こんな久住連山の僅かな白頭巾被りの冬景色を見られるのは珍しいことで!…それだけでも満足(*^_^*) 
 青空湧蓋山に八丁原の湯煙が彩りを鮮やかにしています  第一展望台に下りた頃には、こんな晴天になって・・・
広い 駐車場には、立ち寄り観光車が2台のみ  クリックで拡大

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