英彦山北谷沢
(北谷三の沢〜Wの滝〜行者の滝)

【2018年2月20日 (火) はれ】

【コース】  豊前坊09:35⇒三の沢二段の滝10:25〜10:45⇒北西尾根11:38⇒中岳〈昼食〉11:47〜12:25⇒行者堂13:35⇒
 ⇒W-1滝〜W-3の滝12:41〜13:00⇒行者の滝13:25⇒表参道14:00⇒野鳥観察路14:20⇒スキー場14:48⇒豊前坊15:15
 

厳しい寒さの続いたこの冬も14日から春に向って進み始めたようです。平年に比べ遅い梅や椿の開花宣言もあった。
この温かさで、氷結の滝も終わりと思われるが、英彦山は雪深かったので少し雪融けして歩き易いころを見計らって、
緑の季節には入り辛い、北谷沢の冬枯れ残雪風景と北谷三ノ沢の2段の滝の様子を見に上がることにした。
北谷沢に降り積もった雪は、いまザラメ雪状態となり、苔むすゴーロ帯の急斜面を靴丈ほど覆い隠す。雪の落し穴に
嵌り込まないようにしっかりストックで確め、更にキックステッフで足場を確保しながら、約2時間掛り北西尾根に辿り着いた。
下山はWの滝から行者の滝へ下ったが、日射しの当たり具合で山肌の残雪がこんなにも違うものかと驚かされた。
シャクナゲ荘や別所など英彦山道や山肌は殆んど雪は融けているのに、豊前坊駐車場から先はまだザラメ雪が残り
雪質はクラスト状態。同じ英彦山でも名残り雪に大きな違いがあることを目の当たりにし十分な注意の必要性を感じた。


 
 残雪が桁違いに多い豊前坊駐車場  豊前坊駐車場から先はクラスト状態で通行止め
 
北谷沢沿いはザラメ雪が、ゴロー岩に覆いかぶさって、落とし穴に嵌り込まない様に目の前の一歩に集中して登る 
   
 僅かに氷柱の残る「2段の滝」  極寒のころはどうだったか気になる「北谷沢の滝」
   
 開けた視界に青空と足元は白銀の世界、真冬ならではの景色を楽しみました 
   
 中岳休憩所(1℃)より日射しのある外の方が温かい  山頂からの視界はあまりよくなかった
   
 表参道の残雪風景  Wの滝も雪融けが進み氷柱見物にはよかった
   
 行者堂下の「W-1の滝」  雪が少なくなりいい感じの「W-2の滝」
   
 融けてはいたが綺麗な氷柱の「W-3の滝」  W-の滝を見た後、このザラメ雪斜面を下ります
   
 急な雪斜面より、谷筋を下る方が遥かに楽でした  行者の滝の氷柱は消えポタポタと落水の音だけ
   
スキー場の夕景色  豊前坊から別所方面の道路の雪は殆んど消えていた
   
別所駐車場など南側は、山も道路も雪は全くなし  クリックで拡大


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