白峰三山縦走
北岳(3193m)〜中白根山(3055m)〜間ノ岳(3190m)〜西農鳥岳(3051m)〜農鳥岳(3026m)

2017年7月24日(月)〜26日(水)

《Part−2》
   
《三日目》 平成29年7月24日(月) …曇り&濃霧

【北岳山荘〜中白根山〜間ノ岳〜農鳥小屋〜西農鳥岳〜農鳥岳〜大門沢下降点〜大門沢小屋

北岳山荘05:25→中白根山06:10→間ノ岳07:35〜07:55→農鳥小屋09:05〜09:30→西農鳥岳10:35→農鳥岳11:50〜12:25
→道標下降点12:45→鉄塔下降点13:12→ゴ-ロ帯広場13:40〜13:50→河原15:13〜15:23→木橋2ヶ所渡る→大門沢小屋16:10
「記載時間は、途中休憩を含む」

夜通し降り続いた雨も明け方には止み、風も収まった。ガスってはいるが、雨や風がないので昨日よりは随分楽だ。
北岳山荘から間ノ岳への道には先ず中白根山登りがある。緩やかに見えても辿ってみると傾斜があり結構きつかった。
湧くガスで見え隠れする岩稜のニセピークに騙されながら、巻いたり、越えたりと、小さく上下しながら高度を上げていく。
幾本もある岩尾根の薄踏跡を注意深く追うと山稜凹所に雪田が残っていた。そこからまもなく間ノ岳山頂に辿り着いた。
間ノ岳に辿り着いたころ、幸運にも、次第にガスがとれてきて周囲が見えるようになってきた。「おぉ〜」と思わず声がでた。
山頂から望む、富士山、北岳、など眺望は素晴らしい。ただ伸びやかに広がる山頂一帯の地形は荒天時には迷いそうだ。
現に、大門沢小屋で同宿女性は分岐を三峰岳方向へ進み、途中可笑しいと気付き引き返した注意不足を自省していた。
下降点からザレや木の根っ子で歩き難い、日本急登ベスト5に入るような゙尾根の急降下で、大門沢小屋まで長かったこと!
一足先に学校集団登山の女子中学生が到着していた。熱中症や高山病の心配される中、この厳しい山に挑戦とは吃驚!

出発前に、北岳山荘裏から観た富士山  明け方、雨と風は止んだがガスに覆われた北岳山荘を出発 
北岳山荘からひと登りすると中白根(3055m) 山頂 3000m越えた岩稜を左に見ながら高度を上げていく 
山稜凹部の雪田を踏むと、まもなく して間ノ岳山頂でした   棚から牡丹餅というのだろうか!ガスがはれ始め青空が♪ 
   
目前にはでっかい富士山、豪快な北岳山塊、甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳、塩見岳など素晴らしい景色が見渡せ感動しました  
日本第四位の高峰、間ノ岳(3190m)山頂から、振り返ると北岳や甲斐駒の美しい雄姿に酔い痴れた
まさに願い通り“霧が晴れてくれ”身も心もワクワク  山頂から雪渓越しに観る北岳、後ろに甲斐駒ケ岳
農鳥小屋は、南東の平坦な砂地から降りていく  大きく迫る富士山を伴ってドンドン下っていく 
 
農鳥小屋のおじさんはテン場パトロール中のようで、スタッフの女性が毛布を乾していた 
 
農鳥小屋へ下った後、目前の西農鳥・農鳥岳へ登り返す  農鳥小屋を後にして西農鳥岳への登りは次第に急となる 
農鳥小屋で休憩した高校生パーティに途中追い越されたが、西農鳥岳(3051m)で休憩していて、また一緒になった 
 
農鳥岳(3026m)2等三角点のある5つ目の3000m峰である 
農鳥岳山腹登山道脇を見渡せば高山植物のお花畑
農鳥岳下降点から破片岩を踏みながら、ジグザグ゙岩屑道をグングン下っていく 
 
3000m級の稜線にお別れして、雪渓を踏み広くなった緩やかになった尾根を下っていくと大門沢下降点が目に入った  
鉄塔下降点から30分ほど急下降して、ゴーロ帯広場で休憩  崩落大岩にへし折られた橋と二つ橋を渡って大門沢小屋 
学校集団登山の女子中学生。明日は激急登を上がるとか! 昔は汚くて怖いのが当たり前だったが、現代っ子は大丈夫? 

 《四日目》 平成29年7月25日(火) 曇り〜広河原で雨

【大門沢小屋〜峠広場〜大岩〜吊橋〜発電所取水口〜鉄橋〜大門沢登山口〜奈良田第一発電所バス停

大門沢小屋04:50→軽朝食05:35〜05:45→峠広場06:15→大岩06:45〜07:00→吊橋07:10→発電所取水口07:20→
→モリヤマ橋07:30→大門沢登山口07:35→(発電所関連作業道)→ゲート08:05→奈良田第一発電所バス停08:07
「記載時間は、途中休憩を含む」
奈良田発電所09:06発〜(バス)〜広河原09:45着〜広河原10:20発〜(乗合タクシー)〜芦安11:05着《入浴&食事》

朝食は学校登山者の後とのこと。広河原行き9時のバス時間に間に合わないため、朝食弁当にしてもらい小屋を出発。
大門沢小屋から沢を渡り返しながらひたすら山腹を下るのみ。吊橋で本流や枝沢の桟橋や山腹の道を下ると前方が
パッと開けると河原と発電所が見える。砂防堰堤が見え、吊橋を渡ると電源開発道路の登山口に出てバス停に至る。
トンネル入口のバス停には仮設トイレや水場もあり、バス乗車まで待つ約1時間に朝食やザックの整理をしゆっくり休憩。

 
小屋前キャンプ場から富士山が見えた  大門沢沿い左岸を下って行く 
 
 農鳥小屋から道連れの高校生パーティ  この様な橋を何度か渡る
 
水量が少ないので全く問題ないが、大雨のときどうするか判断が必要だろう 
 気持のよい山腹樹林帯を降りていく  樹林帯のなかにどっしり鎮座する大岩のところで休憩
 
 取水口上の吊橋(一人づつ渡らないとよく揺れる) 吊橋を渡ったすぐ後の発電所取水口
 砂防ダム下の頑丈な「モリヤマ橋」  大門沢登山道入り口
新シブリ沢橋近くには、鰍沢警察署山岳遭難対策用の掲示板と対策時の小屋?だろうかがあった 
  広河原から芦安まで乗り合いタクシー   トンネル入口左側にゲート
電源開発道路で広河原行きバス停 クリックで拡大 (2017年夏山-JOYより)
 
芦安駐車場、南アルプス温泉ロッジで(ツルツルした良質の温泉をタイミングよく独占)、汗を流したあと先ずは乾杯〜食事  
   
芦安 駐車場は7割程度埋まっていた 14時50分:甲府駅に到着。夜は居酒屋で反省会をした。

 《五日目》 平成29年7月26日(水) はれ

【甲府市内観光〜甲府駅〜塩尻駅〜名古屋駅〜小倉駅
甲府駅13:29発⇒(あずさ)⇒塩尻駅14:25着〜塩尻駅15:03発⇒(しなの)⇒名古屋駅17:01着〜名古屋駅17:50発⇒(新幹線)⇒小倉駅20:53着

午前中は、舞鶴城公園や甲州ワインの試飲のできる「サドヤワイナリー」などを見物。昼は信州そばをいただき帰路についた。
今回は、甲信地方や南アルプス特有の気象状況で天気は今一だったが、間ノ岳では思いがけな青空となり素晴らしい眺望。
キタタケ草は観れなかったが沢山の高山植物も観れたし。標高差1700mの激上り下りも登山者が少なくマイペースで歩けた。
ガスで厳しい縦走路が見えなかったのも幸い。日射しがなく涼しかったこと、小屋が空いてゝ寛げた等、実に幸運な山行だった。
今年の遠征登山は、この年齢で3000m級稜線を歩き通せたことが、何よりの想い出として深く心の宝物として残ることだろう。

武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城されたという「舞鶴城公園」を散策 
一度は見ておきたかった、甲州ワインの試飲できる「サドヤワイナリー」を見物 
   
 JR甲府駅を13時半の「あずさ」に乗り帰路につく  名古屋駅で新幹線に乗り換え、JR小倉駅に21時帰着

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