卯鳥帽子山の福寿草
(元井谷第一登山口〜夫婦杉〜分岐〜風穴〜卯鳥帽子〜椎葉谷〜仏石〜分岐〜元井谷第一登山口)

【2017年3月4日 (土) 晴れ】

元井谷登山口08:47→夫婦杉09:38→仏石分岐10:23→風穴10:38→展望岩分岐10:53→卯鳥帽子山11:08〜11:15→展望岩下昼食11:27〜12:00
→椎葉谷分岐12:35→仏石13:12〜13:30→福寿草群生地13:40→登山口分岐14:25→仏石分岐14:45〜14:56→夫婦杉15:22〜第一登山口16:10

九州に自生する福寿草と氷洵(ヒョウジュン)を観たいと2月中旬に計画していたが、日程の調整がつかず3月にずれ込んでしまった。
山友さんのブログを拝見すると予定していた時期に同じルートを歩かれていた。まだまだ福寿草は充分楽しめそうな様子です。
五木村元井谷に8時頃には着く予定で北九州を早朝出発。第一駐車場に8時15分到着。まだ4台目で駐車場に余裕があった。
元井谷登山口からは水害後の荒れた谷を登るため倒木や巨岩で明瞭な足跡は無く判り難いが上がれそうな所を探して進む。
30分も上がると沢斜面に福寿草が点在しはじめ初見の人は感動しきりできつさを忘れ、可憐な花に見惚れなかなか進まない。
仏石分岐迄は、両壁が高く覆い被さるような急登の谷底歩きです。仏石分岐が3ルート合流地点で一気に登山者が多くなる。
分岐から檜林の下に石灰岩が混在する途中に風穴はあり、そこを抜けると気持のよい自然林のフラットな道が山頂まで続く。
山頂は記念撮影も順番待ちの混みようでした。静かな展望岩下でランチとし椎葉谷を下り福寿草群生地の仏石へ登り返した。
藤原岳の福寿草を連想していたが、それ以上広大な福寿草の群生に見惚れ感動しました。これでも今年は少ないのだとか!
下山後は宿泊地、五家荘の民宿「山女魚荘」へ、国道、県道とはいえ一台がやっと通れる狭い山道37kmを70分かけ移動した。

   
簡易トイレのある、元井谷第一登山口駐車場  すぐ横が元井谷第一登山口(標識は卯鳥帽子山)
   
 水害で崩落した立岩の巨岩や倒木で荒れた谷底を、僅かなケルンや古いテープを探しながら登っていく 
   
崩壊ヶ所は 高巻したりして登っていく  二俣のすぐ上が夫婦杉(右下に小さな銘板)
 
 30分程度上がると、厳しい環境で生長しする福寿草が見られるようになる
 
念願の、自生する福寿草を見るのがはじめて遇って撮影に夢中になり、なかなか進まない 
 
 第一登山口と第二登山口分岐  その奥に「元井谷4.5km、仏石0.5km、山頂1.5km」指導標
 
 樹林のなかの風穴から生温かい風が吹き出ていました 日射しのない斜面は、まだ残雪あり
 
 山頂を目指し気持のよい落葉樹林帯を進む  眺望はよかったが、次々人が訪れるので長居はできない
   
 静かな展望岩の下でランチして椎葉谷を下る  この沢は荒れている勢か誰にも出会わなかった
 
 踏み跡が薄いので標柱を見損なうと真直ぐ下りてしまいそう この分岐標識から、矢印の仏石へ登り返す
   
 岩壁を巻くように架けられた鎖場から5分上がると仏石   登り返しで、いくつか巨岩を見掛けるが仏石ではなかった
ここが仏石で、取敢えず登って展望を楽しむことに(岩頂に小さな祠があった)
 
 仏石を少し上がると、黄金色の福寿草の群生地で凄い登山者でした
 
今が盛りのお花畑、ひっそりと、集団で、固まって、太陽に向かって輝いています 
 
石灰岩の廻りに咲いています 
 
 兎に角、余りの美しさに息を飲み込んでしまうほどです
 
 
初めて見る者には凄い福寿草群生と思ったが、何度か訪れた人達に言わせると今年は少ないとのこと! 
 
 群落地の中間点付近の展望のよい広場でひと休み  地元ガイドの方に二俣ルートを尋ねたが今は無理とのこと
   
 第二登山口、仏石分岐、山頂の三差路 広い台地の仏石分岐
 
下りに、もう一度元井谷の福寿草群生を見物。葉っぱも茎も生き生きしています
 
険しい谷沿いに咲くだけにしっかり根が張っているようです 
 
可憐な福寿草を愛でたあと、再度崩壊の激しい元井谷を下っていきます
 
やっと元井谷第一登山口に着きました   クリックすると拡大します
   
「山女魚荘」では、幻のキノコ岩茸やジビエ、ヤマメ等17種の珍品、逸品の豪勢な真心料理に胸一杯、腹一杯になりました 

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