英彦山のヤマシャクヤク

2016年4月23日(土) くもり】

熊本県を中心とした一連の地震により、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
いまなお続く余震が早く鎮まり、被災者の一日も早い復興を、心からお祈りしております

《コース》  裏英彦山登山口08:50⇒ケルンの谷10:20⇒中岳・北岳鞍部横断12:35⇒四ノ沢取り付き『昼食』11:55~12:35
       ⇒滝源頭部12:45⇒三段の滝13:00⇒沢筋から杉埴林帯へ上る13:32⇒豊前坊13:45⇒薬師峠駐車場14:00

この時季の恒例になっている、裏英彦山の「山芍薬・石楠花・ミツバツツジ」の様子をみに行きたいのだが、
熊本県の大地震、甚大な被害を思うと心が傷んで、山への一歩が踏み出せなかった。然し、今できることは
できる時間と体力のあるうちにと思い直し、つかのまの晴れ間に、ヤマシャクヤ、シャクナゲ、ミツバツツジ
の自生地のコースを辿って廻ってみた。これ等の花の見頃は例年GWのころだったと思ったけど。やっぱり

4~5日早かったようで蕾が多かった。谷筋の苔むした岩場を下る頃からポツリポツリと雨が降りだし助かった。
 地震の影響だろうか、林道に大きな岩が落ちていました  小ケルン一帯の気持よい若芽風景
 芽吹きはじめの樹間越しに見る、刈又山  ケルンの谷の標板の位置が変わっているようでした
 文字の消えた、飯塚六四会のプレートに出会う  尾根筋を目指して進む
 中岳~北岳、縦走路を横断  気持よい樹林を抜けた後、笹に摑まり急降下のヤブへ入る
 
源頭部の巻道は、濡れ枯れ葉で滑り易い上に 浮き石も多く、用心してザレた急斜面を慎重に下
 
 一段目の滝  二段目の滝
 三段の滝を下から眺める(水量が多い)  ゴロゴロした岩の歩き難い谷筋を下る
沢の下流は苔むしたゴロゴロ岩に変わった頃、小雨がポタポタ落ち始めラッキーでした。そこで杉樹林帯に這い上がる 
 下り着いたところは、国道-500号線  小雨降る豊前坊駐車場の気温は12℃
 
   
ヤマシャクヤク群生地  咲いていたのは、この2輪だけでした
   
 開花したヤマシャクヤクとツボミ (あと数日後が見ごろかと思われます)
 
ヤマシャクヤクの近くに ヤマウツボ  ミツバツツジは、まだツボミばかりでした
 シャクナゲ群生地の何本かが、固いツボミを保っていました
マムシソウ(蝮草)  ミツバテンナンショウ(三葉天南星)
沢筋の苔岩に、コミヤマカタバミ(小深山片喰)の群生を多く見掛けました

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