西山(645m)〜犬鳴山(584m)縦走と周回

(上欄)2回目:2016年3月21日() 晴れ
(下欄)1回目:2016年3月17日(木) 晴れ

【コース】  犬鳴ダム登山口09:40 犬鳴山【昼食】11:00〜林道横断12:00〜猪野越12:20〜@ミス地点12:40〜
         A違う鉄塔13:03〜
椿峠13:08〜鹿見岐13:17〜鉄塔13:24〜縦走路分岐13:30〜犬鳴ダム登山口15:00

17日の犬鳴縦走ルートミス地点を確かめないと、次の山行がしたくなくなり、今日は犬鳴ダム側から取り付くことにした。
まず登山口探しで、犬鳴ダム側から湖畔道を一周して新犬鳴トンネル口迄調べ。結局、湖畔右岸から登ることにした。
取付きからいきなり厳しい杉林の急登をジグザグ上ると自然林の尾根にでて、そこからアップダウンの繰り返しとなる。
低山でマイナーなこの山は、歩く人が少ないのか踏み跡が薄く、古いテープと小さなプレートは所々に残っている。地図で、
方位を見れば間違うはずはなかったのに、何故ルートミスをしたかは「あれっ?」と思った時、基本を怠った罰でした。
どんな山でも、事前準備をしっかりして、不安点はないかを多角的に調べ、基本遵守の大切さを思い知らされました。

 犬鳴ダム右岸からの登山口  取り付きから、いきなり荒れたザレ急登を這い上がる
 杉の植林帯を上がると、気持よい自然林の尾根道  犬鳴トンネルバス停に通じる藤七谷とダム堰堤ヘの分岐
 北方面の展望が得られる、犬鳴山(熊ケ城) 犬鳴 山頂からは、西山からの縦走路が見渡せる
 犬鳴山からひと下りして、林道を横切って上る  林道が巻道の様だが?
 17日は、このプレートまで着く前に、ルートミスをしたようだ(20分も離れていない場所でした)
いずれも カーブ地点で、進行方向からは木陰に隠れたプレート判らず直進して間違っていた 
 椿峠、自然林の中に椿花は沢山見掛けるが木が高過ぎて  三町分れの鹿見岐
 縦走路分岐から、司書橋コースを犬鳴ダムへ下る  縦走路分岐で休憩中に、今日出会ったのは一人でした
 犬鳴ダムヘも荒れているが通れるようにしてくれています  炭焼き窯跡
こもろ峠からと同じ、犬鳴川源流の林道終点に出てきました 
 犬鳴ダム公園の湖畔左岸と右岸の分れを右へ、湖畔道を1.8km、約40分、駐車場まで歩かなければなりません 
 犬鳴山渓の薬研谷の水だそうです  見る物の少ない山系ですが椿とミツマタが咲いていました

3月17日3月21日の軌跡合成

西山〜犬鳴山,縦走失敗

1回目:2016年3月17日(木) 晴れ

【コース】  犬鳴ダム駐車場10:00〜湖畔道〜犬鳴川源流〜こもろ峠〜西山【昼食】12:15〜こもの峠〜縦走路分岐12:55
       〜鹿見岐
〜椿峠14:00〜@引返し14:30〜A違う鉄塔〜猪野川橋16:30〜猪野ダム〜(車)〜犬鳴ダム駐車場

2008年の雪害倒木で、犬鳴古道は通行止めになっていたが、昨年から通れるようになったことを知った。
犬鳴山、西山は単座で登った事はあるが縦走したことがないので、空き時間ができ急に歩いてみたくなった。
ネットで調べると低山ながらアップダウンが多く道が変わって判り難い場所もあり迷い易く、難しい山と載っていた。
迷易い先入観などで人気がないのか、スタートしてから猪野ダムに下山するまで誰一人出会うことはなかった。
踏み跡薄く、鉄塔や林野庁の作業用の紛らわしいテープがあり、どこで間違ったか、全く人気のない猪野ダムに
下りてしまった。犬鳴ダムまで何時間歩けばよいか見当もつかなかったが、湖畔道をテクテク50分位歩いたとき、
一台の福岡NOの車が通りかかり「大海で浮木に出会った」思いで事情を説明すると、自分も以前登山をして
いたからと気持よく乗せてくれて犬鳴ダムまで送って下さった。感謝の気持ちをと手渡したが、自分の行為が
虚しくなると受け取って貰えなかった。去った後、住所と名前など聞かなかったこと、ず-っと後悔しています。
翌日、車のナンバーから市役所に事情説明して所有者を尋ねてみたけど個人情報なので教えてくれなかった。
犬鳴縦走は失敗したが、人から受けた温情を糧にしなければと教訓を頂き、生涯忘れられない日になりました。
 

 犬鳴ダム駐車場から湖畔堰堤左岸を西山登山口へ向う  犬鳴川からダム湖の左岸と右岸の合流地点まで約20分
合流地点から、御別館跡方向へ林道終点まで約10分歩く 犬鳴川起点左岸の石柱からが、こもの峠への取り付き基点
倒木を切り砕いて、その下を潜って歩けるようになっています(大変なご苦労に感謝して通りました)
  2008年の雪害で、多数の杉倒木で通行止めとなっていたが、登山愛好者の努力で通れるようになりましたと・・・・
 西山〜犬鳴山の縦走路として、また犬鳴ダムへのこもの峠  陸上自衛隊の駐屯基地になっている、西山(鮎坂山)
 
唯一展望のよい西山山頂からは、福智山系から、宗像四塚連山、志賀島などまで見渡せる 
縦走路鉄塔を過ぎると「鹿見岐」の三町分れ(古賀・久山・若宮の境界) 
 順調に椿峠までは来たが、その先30分程歩いたところで、この杉林下の擬テープに惑わされ一度降りて登り返した@地点
 縦走路脇の鉄塔とは違う鉄塔に進んでしまったA地点  引き返す気力も体力もなく、滑り落ちるように谷筋を下る
 昔の炭焼き窯の跡らしき場所を通り 猪野林道に飛びでた
 
 林道を25分下って、猪野川橋とダム公園に辿り着く  全く人気のない湖畔道で、親切な車に救われました

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