記録的寒波の久住

【2016年1月24日() 記録的な大雪】

《走行ルート》  岡垣町06:15発〜福岡〜朝倉〜日田08:55〜宝泉寺10:05〜長者原10:35〜牧ノ戸10:48着【昼食】
《登山コース》  牧ノ戸登山口11:50〜第二展望台12:15〜沓掛山12:30〜扇ケ鼻分岐13:32〜星生山分岐13:43〜
         〜久住分れ避難小屋14:05〜14:40〜扇ケ鼻分岐15:10〜展望台16:10〜牧ノ戸登山口16:20着
《移動》  牧ノ戸駐車場16:40発〜阿蘇市内牧温泉17:40着【宿泊】
《メモ》暖冬傾向の今季の冬山登山は積雪期待薄で年末から暖めていた計画に、記録的な大寒波がどんぴしゃ!
高速道路や山間道は交通規制の心配はあったが、Mazda4WDスタットレスタイヤで通行可能な道路を辿って行くことに。
高速道路は想定内の通行止め。阿蘇方面を目指して国道3号線を福岡まで進む間は雪は大したことはなかった。
南へ下るに連れて降雪がどんどん激しくなる。通行可能な迂回道を走行するうちに日田方面へ向うことになった。
日田からなら、明日登る予定の久住方面が近いのと、この豪雪で登山口到着が遅くなり牧ノ戸峠へ向うことに。
 結構、駐車場には入っていたが、展望台までの雪景色見物者で登山者は少なかった。山歩き途中で下山者から、
 救助隊の方ですかと尋ねられる?・・・訳を聞くと西千里ケ浜を過ぎたところで動けなくなった単独行の人がいます。
風避け場所まで下ろすか装備を持っているならと・・・ツエルト、サバイバルシート等は準備していたので、現地に急いだ。
現場では、すでに熟練者らしき3名がツエルトを張り救助隊と連絡を取り合っている様子。積雪は大したことはなく
ツボ足でも大丈夫だったが、強風による地吹雪と濃霧でホワイトアウトのため、久住分かれ避難小屋までとして撤退。
雪中訓練で来たという若者が小屋に飛び込んで来て、山頂はウインドクラストのブリザード状態で、やばかったと。
下山途中の15時頃、まだ登って来る単独行に出会い、稜線の厳しい状況を説明して下山を勧め、同行して下った。

   
主要な国道幹線にも、至るところに滑り止め規制がかかっていた 
   
 前方は、長者原駐車場の様子  牧ノ戸峠へ上る道路も長者原にチエーン規制の電光板
   
やまなみ道路を牧ノ戸峠へ向う積雪の様子 (積雪は予想したよりも少ない)
   
 牧ノ戸駐車場には、結構車が入っていた 売店軒下で立食い腹こしらえをして、 牧ノ戸登山口を出発
   
 牧ノ戸登山口から見事な着雪樹氷トンネルを潜り、牧ノ戸展望台へ向う 
   
展望台から沓掛山にかけて、更に雪が多くなる 
   
第二展望台までは、何人かのハイカーが登って来ています 
展望台から沓掛山へ進むと一段と雪が深くなってきます
   
 雪は深いが 、トレイルはしっかりしているので心配ありません
   
 動けなくなった単独行者をツエルトに入れて、救助していた中高年のベテラン?登山者
   
強烈な風雪を受ける草千里付近では、上下のまつ毛が凍り付き先が見難く大変苦労した(ゴーグルは内側が曇る) 
   
濃霧と 雪に覆われた、久住分かれの避難小屋  何時もなら満員の避難小屋ですが、誰も居ません
   
 やっと取り出すデジカメですが、急激な気温低下で作動が狂ってNG(耐寒対策、結露対策が必要です)
   
 風のあたらない扇ケ鼻山腹の巻道でも極寒です
   
 沓掛山へ戻るクサリ場付近、インナー防寒手袋をしていても凍てつくように痛いです
   
 第二展望台へ下る手前の樹氷と温度計、マイナス18℃を指していました  
   
 無事に第二展望台に着き、全員で記念撮影
   
  樹氷撮影しながら、牧ノ戸駐車場へ下る   牧ノ戸駐車場には、我々同行者と売店の車だけでした
      


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