英彦山の西谷沢歩き

北西尾根西谷沢《四の沢を登り〜二の沢を下る

2016年1月5日(火) くもり「PM2.5で霞」


(コース  豊前坊09:05⇒《四の沢》⇒三段の滝10:10〜10:25⇒英彦山縦走路11:18⇒中岳小屋〈食事〉11:40〜12:25
    北西尾根出合い12:43⇒《二の沢》⇒炭焼き窯跡13:25⇒九州自然歩道13:30⇒豊前坊駐車場13:45
三ケ日が明け、やっと出掛けられそうだが、4日からPM2.5が最高濃度を観測して、視界が悪くなる「煙霧」が各地発生。
長崎市では外出を控えるように求める「注意喚起」が出されるほどの酷さ。市街地が白くかすんで見える状態が続いた。
5日朝方も見渡す山並みはかすんで殆ど見えない。雪山の初登り期待したいが、暖冬で雪はなし、景色も期待できない。
こんな日に歩くのは、H25-1-13にMORIさん達と歩いたスペシャルコースの英彦山北西尾根西谷沢を歩くしかないと。
四の沢は、倒木が右に左に根っ子ごとなぎ倒され、地面は緩んで浮き石多い直登を進めそうなヶ所を探しながら上った。
二の沢も倒木や土石流で当然のごとく道はない。僅かに古いテープは見掛けたが沢は荒れ放題で渓感は異なっていた。
 
気温 4℃と高く、ガラリとした豊前坊駐車場  取り付きから、目指すルートはいきなり荒れています
   
  立ち止まっては、何度も歩けそうなところを探しました  鷹ノ巣一の岳がかすんで見られます
   
苔むした急斜面のゴーロ帯をキックステップの恰好で、手掛り足掛かりを確かめて進む  
   
涸れ沢の正面に滝が見えてきました   三段の滝は水滴もなく涸れていました
   
 滝の上部に上がるのは急勾配なうえ、緩んだ土と浮き石が多いため高巻して上る
   
 滝を高巻して這い上がると拓けた樹林帯にでた  白骨樹林帯の北西尾根が見えると緊張感和らぎます
   
 英彦山:北岳〜中岳縦走路の鞍部に出た  かすみもいくらかとれた縦走路から見る景色
   
   
 英彦山中岳山頂広場、珍しく誰も居ません(きょう出会った登山者は、縦走路の一人と山頂で一人だけでした)
   
中岳休憩所裏の広場から白くかすんだ由布や久住方面を望む 
   
 北西尾根から二の沢に取り付く  斜度のきつい道なき道を滑り落ちないように下ります
   
沢に向って右に左に、根こそぎ倒れた大木を避けながら慎重に下る 
   
 岩壁の上部に降りてしまってようで、他に進めそうなルートを探しています
   
 引き返して、左岸の荒れたゴーロ帯、ガレ場に倒木を避けながらやっと通過
   
 苔むした深山幽谷の趣の沢渓が見えはじめると  そのすぐ近くには炭焼き窯跡が残っています

 
 
杉の植林帯を下ると、青年の家前の九州自然歩道に出る
 

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