石鎚山(1982m)登山

2015年10月26日〜27日

《三日目》 10月26日(月)晴れ   木の香温泉〜よさこい峠〜土小屋登山口「石鎚山登山」

《移 動》 木の香温泉08:05発⇒(瓶ケ森林道)⇒長沢10:20⇔(ロスタイム:約1時間)⇒よさこい峠10:45着

《コース》  よさこい峠11:00→土小屋登山口11:50→第二ベンチ12:35〜12:45→東稜基部13:10→南尖峰14:55
        →天狗岳15:03→石鎚山(弥山)15:28〜15:50→二の鎖16:05→二の鎖小屋16:10→東稜基部16:37
       →第二ベンチ16:54→土小屋登山口17:40→よさこい峠18:15着〜18:20発⇒(車)⇒山荘しらさ18:25着

前回、瓶ケ森林道を通った際に、雲上のパノラマスカイラインからの素晴らしい美景に憧れ、もう一度見たいと計画した。
木の香温泉から、旧寒風山トンネルを通り、瓶ケ森沿いの尾根を走る石鎚スカイライン終点(土小屋)迄の舗装道。
現在、台風被害でよさこい峠から土小屋間は通行止めになっていて、その間は土小屋まで歩かなければならない。
よさこい峠へ向う途中、何度か雲上のラインの路肩に止まり景色を楽しんだ。只、道幅が狭くすれ違いが困難な道。
本来右方向の土小屋へ進むべきところを、真っ直ぐ長沢へ走ってしまい。また来た道をよさこい峠まで引き返した。
往復約1時間のロスをしてしまい登山開始は遅れたが、2012年11月4日の経験が活きて、夕暮れ迄には降りられた。

 
瓶ケ森林道は、道幅が狭い上にヘアーピンカーブが多く、一瞬とも息は抜けない慎重なハンドルさばきが必要で
 標高1100m〜1700mを走る「瓶ケ森林道」・・晴れた日には、壮大な山々が眺められる 
 
 よさこい峠から右カーブ方向へ土小屋へ至る道路  ゲートから先は道路崩壊で全面通行止めたなっている
 
 通行止めゲートから約15分歩き工事現場上巻道へ上る  レーン車が入り、道路の復旧工事が行われていた
 作業現場区間の林道は高巻して、この林道登山口に戻って、 土小屋側の通行止めゲートまで約15分歩く
通行止め ゲートから、土小屋石鎚神社まで5分程歩く  石鎚山土小屋登山口
 これから向う石鎚山と美しいササ原光景  第二ベンチ、陽射しが強くて日陰で暫く休憩
綺麗なクマササを眺めながら、なだらかな道を進むと、南尖峰への取り付き、東稜基部に着く 
 
灌木帯を抜けると、半分以上はクマササ道で、後半はクマササを掴みながら身体を引き上げる感じで上る 
 ササ道を過ぎると南尖峰の岩壁が待ち構えています  通称カニノ横バイという断崖絶壁をトラバースします
 三点確保で慎重に登りましたが、やはりこの大岩を女性が上るには、ザイルとシットハーネスが必要でした 
 東稜を振り返ると、この断崖にへばりついて通過  南尖峰に立つと、ついこんなポーズ?に・・・
真っ青な空に突き刺す、南尖峰のテッペンに立つ  南尖峰から天狗岳を望む
 南尖峰を振り返ると、こんな絶壁の上に居た訳です  ここが西日本最高峰の天狗岳(1982m)の祠
 天狗岳の山頂に着いたとき、奥宮頂上社(弥山頂上)から、何人か白装束の信者さんが向ってきます
頂上社から天狗岳に向けて、ワイヤレススピーカーに合わせた信者さん同志の応呼は異様な雰囲気でした 
 
 ゆっくりする訳にもいかず、登頂撮影しただけで、すばやく天狗岳を譲り空けました
この日、頂上社(弥山頂上)の11月3日閉殿前、最後の日際日神事が行なわれたようで、信者さんだけでした
11月3日、石鎚山頂上山荘も閉店するため、ヘリコプターによる搬出が行なわれているとのことでした 
   
 二の鎖小屋は建て替え中で、横には立派な小屋と公衆トイレが完成まじかのようです
夕景に染まる秋景色を楽しみながら、土小屋登山口を目指しました 
 土小屋、石鎚神社に無事に着きました  クリックすると拡大します


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《四日目》 10月27日(火)くもり   山荘:しらさ〜「瓶ケ森&伊予富士登山」〜帰路に着く

《移動》  山荘:しらさ07:10⇒瓶ケ森登山07:25〜09:10⇒伊予富士登山09:45〜11:25⇒伊予小松IC13:00
       ⇒来島海峡SA【昼食】13:40〜14:35⇒下松SA【夕食17:45〜18:20】⇒下関JCT19:30⇒帰宅20:30着

27日の天気予報が、直前に曇り時々雨と悪変した為。急遽、昨日の石鎚山と入れ替えて瓶ケ森ハイキングとした。
出発する頃は曇りで昼迄はもちそうだったが、瓶ケ森駐車場に着いた時は、ガスに覆われ視界がきかなくなった。
それに、雨こそ降らないものの、剣山と同じく風が非常に強く、瓶ケ森伊予富士はピークを踏んだだけだったが。
何より、行程を入れ替え、あの鋭くそ聳える石鎚山に好天日に登れたことに対して、感謝、感激、自己陶酔しました。

 
山荘しらさのスタフと楽しく語らいの一夜を過ごす  ガスに覆われた、瓶ケ森登山口
   
 ここが男山と女山の分岐、右の男山コースから反時方向廻る
 
 男山近くのクマササ草原の白骨林と右は30分で男山に到着・・山頂には石土権現の祠(天気がよいと、この奥には石鎚山が見えるはず)
 
 男山から20分で蔵王権現を祀る女岳(瓶ケ森:1896m 笹の狂騒曲を聞き、目の前の光景を想像しながら進む
伊予富士登山口(熊に注意の看板)  登山口から上空が雲にかかっているようです
 上がるに連れ見通しが悪い、雨の降らないのが救い。  瀬戸内海から吹き上げる風が強い、伊予富士
 登山口に着くと、雲がかかりはじめてきました  登山口から、約1時間半で廻れるハイキングコース
 寒風山付近は紅葉真っ盛りで車の往来が多かった  国道194号線から右の石鎚国定公園が瓶ケ森林道
 寒風山トンネル口の川沿いに冬桜が咲いていた  帰路立ち寄った展望の素晴らしい、来島海峡SA

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