剣山(1955m)還暦登山

2015年10月24日〜27日

《初日》 10月24日(土)晴れ   九州から四国へ移動と「奥祖谷のかずら橋」

《移 動》 福岡県遠賀郡05:00発⇒(九州〜山陽〜四国、高速自動車道)⇒善通寺IC10:30⇒祖谷のかずら橋13:25着

本年は、1955年(昭和30年)生まれが還暦を迎える。そこで剣山標高1955m)に語呂合わせ「還暦登山」と銘打って、
日本百名山で、西日本第二の高峰へ出掛けることにした。四国なら、やはり西日本の最高峰の石鎚山は切り離せない。
福岡から四国まで距離も遠いが、さらに徳島県の剣山と愛媛県の石鎚山の移動を考えると、やっぱり車しかありません。
初日は、移動に時間を要するため、到着後の残り時間を、徳島県の観光スポット巡りとし、祖谷渓谷やかずら橋を廻った。

   
立派に観光化された、三好市西祖谷村の日本3大奇矯の「祖谷のかずら橋」大形バスやマイカー駐車場完備されてます 
   
昔は生活路として、祖谷川各所に架けられていたそうですが、今はこの「かずら橋」と奥祖谷の「二重かずら橋」だけ
   
両岸の老木に重みを託し、一歩踏むごとに橋がゆ〜ら、ゆ〜ら。足元が透けて見えるので、スリル満点です 
   
かずら橋の架かった、 両脇断崖を赤や黄葉に染まった木々が囲み、見るだけでも価値があります
   
 海外からの観光客も多いそうで、かずら橋の由来案内板 高度はさほど無いが二ッ架けられた「奥祖谷二重かずら橋」
   
「野猿」と呼ばれ、箱に乗って両手で繰る人力ロープウェー(思った以上に腕力が必要でした) 
   
 渓谷に降りはじめた紅葉の、紅色や黄色、薄緑の葉が陽射しに照らされ実に鮮やかでした


《二日目》 10月25日()晴れ 『見の越登山口〜剣山次郎笈丸石〜かずら橋〜愛媛県:木の香温泉へ移動』 

《コース》  見の越登山口06:15発⇒西島07:10→大剣神社07:50→頂上ヒュッテ08:25〜08:45→剣山08:55〜09:00
        →次郎笈峠09:33→次郎笈09:56〜10:08→スーパー林道10:53→丸石11:30→丸石小屋【昼食12:00〜12:30】
       →縦走路分岐(三嶺〜剣山)12:31→国体橋13:43→奥祖谷2重かずら橋14:20⇒(車移動)⇒見の越15:23着
         見の越駐車場15:35発⇒(一般道)⇒美馬IC16:55⇒(徳島自動車道)⇒いよ西条18:00⇒木の香温泉18:50着

きょうは、剣山下山後に、徳島県から愛媛県までの車移動が約160kmくらいあるため、早い時間に登山口を出発とした。
すでに、紅葉前線は登山口の見の越(1400m)は終わり、1200m〜1000mに降りた紅葉が真っ盛りでした。剣山の紅葉は、
シルバーウイークの頃が見頃で、凄い人出だったそうです。予想外に登山者が少なく、総じて静かな登山を楽しむことができた。
然し、この日快晴とはいえ今年一番の冷え込みで頂上ヒュッテでは氷点下2.5℃を記録。更に強風が吹き荒れ体感温度は極寒。
2012年11月3日もそうだった。寒気への備えは欠かせません。昨日の汗ばむ暖かさから一変、気象の急変に注意が必要です。

   
剣山登山口から剱神社で安全祈願してスタート  登山道はリフトの下を通り抜け、大剣道コースへ
   
 ここが、かずら橋の架かる祖谷川の源流とは!  登山道の樹林帯の紅葉は殆ど落葉していた
   
 大剣道コースから剱山から次郎笈の稜線を眺める・・・・寒くて、寒くて堪らない
   
 紅葉はなくとも、時々雲の流れる景色が見れました  ご利益がいただける,パワースポットの「大剱神社」
   
 鶴岩・亀岩  山頂ヒュッテ、雷海荘まで約1時間かかっていた
   
 快晴なれど、台風並みの強風が吹き厳しい寒さ。頂上ヒュッテに入り、暖かいあめ湯(300円)で温まることに
   
 立派な水洗エコトイレが新しくできています  山頂一帯は、自然保護のため木道が設けられています
   
山頂に上がると、一段と強い突風が襲い、震えあがるほどの寒さ
   
 澄み切った青空のもと、ゆっくり景色を眺めて居たかったが、寒さに諦めて早々撤退
   
次郎笈への稜線は、クマササ草原に囲まれ、歩くのは実に気持のいいものです。 
   
 短いクマササ道を上がって、次郎笈へ向う 次郎笈(1930m)強風に吹き飛ばされそうになり標柱に掴まる
 
 振り返る次郎笈方向の、クマササ草原に佇む白骨林  丸石(1690m)に下ると、あの強風も弱く感じた
   
シコクシラベやダテカンバなど立林は冬枯れ状態です  寒いので、丸石避難小屋外の陽当でランチとした
   
  二重かずら橋と三嶺の縦走路に分れる小屋後ろの道標  標高1200m付近に降りると、赤や黄に染まった木々が
   
   
 これ以上ないという、両脇の黄葉、紅葉の状態が、あまりにも鮮やかで身全体が秋色に染まるようでした
   
丸石避難小屋を過ぎてからは、紅葉トンネルをひたすら蛇行しながら奥祖谷の二重かずら橋を目指す 
   
 
   
 丸石谷の右岸を下ると「国体橋」に着く  国体橋から40分ほどで、二重かずら橋(男橋)出る
   
 昨日見ていた、オオヤマレンゲ案内板に出た。 このかずら橋を渡らないと、R-439には出られない(通行料550円)
   
奥祖谷かずら橋を渡ったところが、登山口となっている  クリックすると拡大します

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