《六日目》 平成27年7月29日(水) はれ
【上高地〜焼岳小屋〜新中尾峠〜焼岳北峰をピストン】
上高地07:45→ウエストン碑08:02→登山口08:20→焼岳小屋10:45→展望台11:10→中尾峠分岐11:17
焼岳北峰【昼食】12:40〜13:30→中の湯分岐13:35→展望台14:40→焼岳小屋14:55→登山口16:30着
昨晩は,風呂に入れ、槍沢の素晴らしい光景に出合え残像余韻が残るなか広い部屋でゆっくり休め気分は絶好調です。
今日の天気もよし、日本百名山のひとつで、北アルプス唯一の活火山で、北峰、南峰の双耳峰の焼岳をピストンします。
焼岳は穂高連峰に連なる主稜線にあり、上高地の入口付近に聳え、カッパ橋から梓川の下流方向に見える姿は美しい。
カッパ橋から、梓川右岸にあるウエストン碑を過ぎると、 田代橋と穂高橋の先に登山口はある | |
穂高橋のすぐ前に、立派なに西穂高岳登山口はある | 西穂高岳登山口から10分ほど歩くと、焼岳指導標がある |
登り始めはなだらかでシラカバやカラマツの樹林帯を進む | 次第に傾斜がきつくなると、梯子クサリ場が数カ所現れる |
焼岳が噴火した時に浸食されたという荒谷の切れ落ちた爪跡を対岸に眺め痩せ道を上ると、やっと焼岳の姿が見えてくる | |
割谷山の稜線の手前に、小じんまりした焼岳小屋が現れる (昨晩宿泊した老婦人がとってもよかったと褒めていた) | |
山小屋を直進すると・中尾温泉・西穂高山荘。焼岳は左へ上る | |
山頂直下のテラスから左が中の湯ルート | 右が上高地ルートに分れている |
焼岳北峰山頂から見ると、左は上高地、右は中尾温泉へ | 登山道の脇から、悶々と硫黄の匂いの噴煙が上っている |
山頂から上高地方面を見渡す、眼下の大正池をはじめ、明神岳、霞沢岳から六百山にかけての山並みがそそり立つ | |
頂上には火口湖と火口壁がある | 南峰は、今もなお登山禁止となっている |
西に目をむけると、雲に覆われた、双六岳や三俣蓮華 | 高い山は、雲に隠れて全容はなかなか見られない |
登山道のすぐ脇から蒸気が上っています | 展望台付近は、高山植物の花々が |
上高地から焼岳の往復は約6時間半。手軽な北アルプスの入門コースいわれている |
《七日目》 平成27年7月30日(木) くもり後小雨
上高地〜名古屋駅〜小倉駅へ
上高地(09:30)〜松本駅(11:22〜13:52)〜JR名古屋駅(16:14)〜JR小倉駅(19:22着)
朝の上高地を散策して帰る予定であったが、途中小雨が降り出し、早目に松本駅へ向うことにした。
今回は、天気の変化と行程との巡り合わせが非常によく、何もかもうまく作用して感謝の登山でした。
早朝のカッパ橋 | 雲に覆われあた穂高連峰は時折青空も見えていた |
梓川右岸沿の散策路では木漏れ日もあった | 岳沢渓流辺りに差しかかったころから雲行きが怪しくなる |
小雨がぱらつき始めたので、宿に帰り、ザックを受け取り上高地バスターミナルへ向う | |
新島々バスターミナル | 私鉄、松本駅から名古屋駅へ |