《四日目》 平成27年7月27日(月) はれ
【大天荘(2850m)〜喜作新道〜水俣乗越(2596m)〜東鎌尾根〜槍ケ岳山荘(3060m)】
大天荘05:40発→大天井ヒュッテ06:20→ビックリ平07:00→ヒュッテ西岳09:10→槍展望所【昼食】10:25〜10:50
水俣乗越11:00→東鎌尾根→ヒュッテ大槍13:45〜14:10→殺生ヒュッテ分岐14:30→槍ケ岳山荘15:30着
大天荘から、昨年この喜作新道、東鎌尾根を通過するとき、視界はなかったが、きょうは天候、展望とも申し分なしです。
大天井岳ヒユッテから稜線はお花畑連続と灌木帯。槍ケ岳の姿はグングン近づき北鎌尾根の険しい岩稜が恐怖的です。
ヒュッテ西岳から先は展望が素晴らしく、槍ケ岳をはじめ、穂高連峰や常念山脈の山々など見飽きることのない超絶景。
名残り惜しいが、険しい東鎌尾を水俣乗越まで200m下り、長いハシゴ、岩屑の尾根の登り返しでヒュッテ大槍に辿り着く。
岩屑の険しい登りを、あえぎながら一歩一歩進むと、大槍の圧倒されそうな岩塊の迫ってくるのが実感でき感慨無量です。
穂先の登頂は混雑を避け夕食後の日没に合わせた。誰もいない穂先から展望を堪能。翌朝は雨でこれまたラッキーでした。
震るえあがりそうな寒さのなか「大天荘」前の広場で、ご来光を待ちました。 | |
朝焼けウオッチング、日の出と共に歓喜の声が上がっていた | |
朝景の槍ケ岳と穂高連峰。 | 大天井岳からヒュッテ山腹の巻道のコマクサ |
大天荘から30分下った指道標(←.燕岳6.0km↑常念5.5km.槍ケ岳7.5km→)この位置から見る槍ケ岳 | |
大天井ヒュッテから巻道に入りお花畑とダケカンバ、ハイマツ樹林帯を進む。 槍ケ岳グンと近くに | |
ヒュッテ西岳稜線から、昨日の長いアプロチ(左の大天井岳〜中央、常念岳〜奥に延びる蝶ケ岳) | |
ヒュッテ西岳の先の槍が、ますます立派に見える | ヒュッテ西岳の肩にある休憩場 |
稜線から、天上沢Y字雪渓の上に聳える槍ケ岳 | ヒュッテ西岳を過ぎると、ハシゴとクサリの連続 |
照りつける太陽をさえぎる木蔭が無い | ヒュッテ西岳から険しい岩稜の東鎌尾根に入る |
水俣乗越まで約200m急降下したあとは、きつい岩屑尾根の登り返しが続く | |
ハイマツの狭い尾根から岩屑尾根歩きは、 木道の階段と約50段から100段の長い鉄ハシゴが | |
雷鳥が登山道で砂浴びをして譲ってくれません | やっと赤い屋根のヒュッテ大槍に辿り着きました |
東鎌尾根を真っ直ぐ槍ケ岳と左手巻道から殺生ヒュッテを経て槍沢へ | |
流れ雲で見え隠れする槍ケ岳でしたが、400mの距離まで迫まると圧倒されそうです | |
槍ケ岳に300m迫り、可憐な高山植物に覆われた前衛岩を見掛け安らぎとここの不思議さを感じた | |
槍ケ岳まで100mに近づき、尖峰の違った姿にあらためて感動しました | |
やっと「槍ケ岳山荘」が見え、ホ-ットしました | 着いたころ、ガスがかかりはじめ穂先は見え隠れ |
槍の肩から標高差100m、水平距離150mの切れ立った岩場の登下降(鉄杭、クサリ、ハシゴを使って) | |
山頂直下の25段×2段ハシゴ (左が登り、右が下り専用となっている) | |
日没に合わせ登ったけど夕陽はダメだったが、抜群展望の北アルプス人気のテッペンを一人占めです) |