久住冬山登山
(法華院温泉〜大船山&御池)
《2015年2月22日(日) 小雨》
【コース】 法華院温泉山荘08:00⇒坊ケつる小屋08:20〜08:30⇒段原10:15⇒大船山10:50⇒御池11:05〜11:15
⇒避難小屋【昼食】11:45〜12:15⇒段原12:18⇒坊ケつる13:10〜13:25⇒雨ケ池14:25⇒長者原15:35
昨夕、法華院山荘到着後から一晩中降り続いている雨に予定変更も検討されたが、午後から幾分よくなる傾向なので実施。
小雨は降ったり止んだり繰り返していた。アイゼンなしでスタートしたものの登山口から雨で雪が溶けカチカチ凍って滑り易い。
坊ケつる小屋に引き返しアイゼンを装着。坊ケつるの気温8℃と高い。時折姿を見せていた平治岳や大船山は、登山中一度も
姿を見せなかった。段原から大船山にかけての尾根筋は、灌木帯の登山道に30cmほどの積雪が残り、底上げした恰好で、
丁度背丈に引っ掛かる木枝が邪魔して歩き難く苦労した。天気がよいと久住高原から祖母・傾山の景色の素晴らしい山頂も。
今日は、まったく見えないばかりか、春一番が吹き荒れていたたまれないため、山頂東南直下の火口湖御池に下りてみた。
中岳の御池と違い、ここは水際が凍結して中央部は解氷していた。山好きな人は、この池を取り巻く自然林や岩石の配置と、
水面に映る紅葉に憧れて来るところだが、きょうのみどころ何といっても、雪融けの水面がシアン色に輝き美しかったことです。
御池をみた後は、雨風しのぎで段原の避難小屋でランチタイムとし、坊ケつるを目指して下山した。わずか5時間程度の間に、
坊ケつるの気温10℃では、雪融けも早く登山道は様変わりしていた。然し、アイゼンを外せたのは坊ケつる付近だけであった。
気象変化の激しい冬山登山と聞けば、寒い、冷たい、凍える、怖い、滑落、遭難とネガティブなことばかり思い浮かんできます。
しかし、今回は、前回と同じ2月の時期だったのに気象状況が全く異なり、気温が高く雨になったが、これもよい経験になった。
雨具を着用して、法華院温泉山荘を出発 | 石工の大きな登山靴が安全登山を見守っています |
山裾が見えはじめた、坊ケつるではあったが? | 取り付きから雪が残っています |
周囲は白いガスに覆われた、段原 | 小雨が降ったり止んだり、大船直下に来ました |
水際だけが凍結、中央部の融けた水面の色が美しかった | 山岳部分は、まだ雪がたっぷり残っています |
下山頃には、登山口の雪は融けていました | ガスに覆われた坊ケつるから長者原に向います |
珍しく、水の溜まったいた雨ケ池湿原 | 樹林帯はずーっと雪が残っていました |
展望台付近まで来て、雪は少なくなりました | 指山分岐でアイゼンを外しています |