三俣山お鉢巡り

平成26年9月21日() くもり

《コース》  大曲登山口〜(50分)〜すがもり越〜(25分)〜西峰〜(25分)〜 本峰〜(40分)〜北峰〜(30分)
      〜大鍋〜(20分)〜南峰〜(20分)〜W峰〜(20分)〜西峰麓〜(20分)〜すがもり越〜(45分)大曲登山口 


暫く久住方面に行ってないな〜、そんな単純な動機で出掛けることにしたものの、さてどの峰にするか・・・
紅葉にはちよっと早過ぎる。せめて澄んだ秋空と雲が見たいだけだが、今日の天候では少々期待薄い。
それなら、山頂付近によくガスが巻き、なかなか思う通りに歩かせてくれない「三俣山」に挑戦することに。
案の定、“すがもり越”に着いたらガスが発生し視界50m位のなか、“西峰”ピークを目指して進むことに。
すがもり越で、鹿児島から来たと言う若者二人が大崩から四国に渡り、石鎚・剣山を経て伯耆大山を廻り、
昨夕法華院に投宿、この三俣山まで踏破して鹿児島へ帰ると言う。同行してよいですかで、本峰まで案内。
西峰まで登る間にガスが嘘のようにとれ、西峰から本峰まで同行している間だけ視界絶好、快適でした。
ところが彼らと別れて、お鉢廻りに入ると、風に煽られた層雲が次々と三俣方面を襲ってくるようになった。
たちまち山頂一帯ガスに覆われ、景色はガスの切れ間から垣間見る程度に変わり視界が得られなくなった。
まだススキやミヤマキリシマの生茂る「お鉢廻り」は大変だったが、自然と人と巡り合せの不思議さを感じた。

   
 硫黄山道路から見る、三俣山〜硫黄山は霧雲がかかったり晴れたりですっきりしません
   
 今はススキが主役の久住連山  すがもり越から三俣山上がりに見た雲海に浮かぶ久住山
   
 高い山の山頂は雲に覆われています  登るに連れ、ガスが少しずつはれ視界がよくなってきました
   
 先ほど迄のガスが嘘のように晴れてきました  三俣山西峰で、登頂記念撮影
   
 西峰で下山する予定の若者達であったが、「三俣山本峰」まで登って帰鹿することになった
   
 三俣山本峰まで見事な青空も、このあと層雲が次々かかり視界が悪くなり景観は得られなかった 
   
 霧雨と朝露に濡れた滑りやすい黒土と生い茂った灌木を掻き分け慎重に下る
   
 ススキやミヤマキリシマの低木が足元を阻みます  ストックで踏み跡を探しながら進みました
   
 色着いた葉ぱの横、三俣山から雨ケ池ルートは自然保護のため「立ち入り禁止」となっています。
   
 灌木や草が生い茂って、まだ歩き難いです ほんの僅かな時間、雲のはれ間に坊ケつるが見えました
   
南峰では、真っ白いガスに覆われて方向すら判らなくなり、暫くガスの晴れるのを待つ 
   
 南峰下のテラスから見る平治岳  周辺はリンドウとアキノキリンソウが一面敷き詰めていた
   
 生い茂ったススキやクマササは、見た眼は気持よさそうですが、歩くのは踏み跡を探すのに苦労しました
   
 滑りやすい土とガレ岩、結構足に疲れがきます  硫黄山の火山噴火監視装置?
   
 下山時に見る「すがもり越避難小屋」と硫黄山  登山口に着いたころから、パラパラと雨粒が落ち始めた


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