筑豊新道〜福智山


2014年2月日() 小雨&小雪

(コース)  福智ダム09:00⇒筑豊新道取り付き09:20⇒上野越え出合い11:00⇒福智山頂11:15〜11:30
        ⇒荒宿荘〈昼食〉11:40〜12:25⇒カラス落し12:30⇒大塔の滝13:10⇒福智ダム駐車場14:00

8日から9日にかけて、爆弾低気圧が日本列島を襲い大雪を招き、首都圏では観測史上最も多い積雪量を記録した。
8日は我が周辺も雪に覆われたが生活への影響はなかった。然し、都市高速・九州自動車道は通行止めとなった様だ。
九州北部が平地でも積雪となったのを見込んでか、MORIさんから雪の福智に行かないかと誘いを受け出掛けることに。
朝から小雨は降っていたが、山は当然の如くみぞれ混じりで、雨具をつけての周回山歩でした。小雪まじりの空模様で、
展望景色はなかったが、登りは汗が吹き出るほどの暖かさで手袋も要らない程でした。吹曝しの山頂も今日は風がなく、
気温マイナス1℃なのに寒さはなく、山頂の祠や大岩に貼り付いた氷雪が奇妙な自然の造形美を連想させてくれました。
積雪も予想以上に多く、落葉樹林帯の見事な樹氷に見惚れ、冬山ならではの体験であり、楽しさを味う事が出来ました。

   
 小雨のパラつく福智ダムを出発  ショートカット登山口近くの谷川を渡渉
   
 大塔分岐、なぎの林道を右に進み  なぎの林道から筑豊新道に取り付く
   
 450m付近から、雪がつき始める  ゴロ石段を上がるに連れ、だんだん雪が多くなる
   
 風もなく、暖かいせいか雪質はやわらかく湿りぽい
   
足元ばかりに気をとられ、ふと立ち止まり見上げると、目前の細枝の樹氷が素晴らしい 
   
谷筋は、結構大きな岩が連なっているが水量が多く氷結には至らないようです 
   
針金状の枝についた見事な樹氷を眺めながらボチボチ登る 
   
雪のついた岩段差のある急坂を登るのは注意が必要です 
   
ガレ場に雪がつき、滑り易い結構キツイ急坂です 
   
   
 満開の桜を思わせます
   
風がないので、汗が出るほどの暖かさでした 
   
青空の背景なら見事でしょう 
   
 筑豊新道終点と上野越え登山道合流地点  上野越え登山道もかなり雪が残っているようです
   
湿り雪で枝が垂り下がり、枝雪を被りながら山頂を目指します 
   
 クマ笹についた雪の珍しい結晶も初見でした  展望視界はないものの-1℃の割には気持よい山頂でした
   
山頂の厳しい寒さを感じさせます。方位指示盤や祠に凍りついた氷雪の奇?造形が面白い
   
大岩や灌木に凍て付いた風雪が、なにか氷のオブジェを描いているようでした 
   
 山頂一帯は、視界不良のままでした  吹き溜まりは雪の下がクラストになっていていて滑り易い
   
 数名の先客がいたが、荒宿荘でランチタイムとした  からす落とし分岐から大塔の滝へ下る
   
 暖かいせいか、融け気味の雪質でベチャベチャ 雪融けでかなりの水量が流れていました
   
泥んこになった靴などを荒い落とす  福智ダム登山口に到着 


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