英彦山の滝巡り
(英彦山バリエーションルートの滝巡り)


2014年1月24日(金)晴れ


【コース】 別所駐車場09:15⇒奉幣殿09:30⇒支川取付き10:05⇒HO-11滝10:45〜11:00⇒無名滝12:10⇒表参道関銭の跡12:30
       ⇒中岳【昼食】12:45〜13:25⇒南岳13:35⇒四王寺の滝14:05〜14:20⇒衣ケ池14:40⇒奉幣殿15:15⇒別所駐車場15:30
19日、英彦山四王寺の滝を見たあと、バリエーションルートの無名滝巡りを考えたが、雪が深くて取り付きが出来なかった。
その後22日に、強い寒気の影響で雪が舞い、高速道の一部が通行止めになるなど交通機関への影響もでる程冷え込んだ。
ところが翌日から一転し暖かくなり、24日も朝方放射冷却で冷え込むものの、午後からは花見頃の気温まで上昇するという。
その後、暫く冷え込む日がないようで滝の氷柱を見れるのは今しかないと出掛けることにした。この無名滝巡りは、MORIさんに
2010年1月23日に初めて案内され,その後も「英彦山無名滝巡り」で見ている.。この滝は源頭部から踏み跡はなく急峻な崖を
高巻するのでルート判断が非常に難しい上に強烈なヤブ漕ぎあり、手掛り、足掛りのない岩溝を高巻きする危険個所もある。
そこを過ぎると、更に倒木とゴーロの雪被り直登斜面の超きつい難坂。休み休み一歩づつ進むのがやっとで滝に辿り着いた。
無名滝に近づくまでの体力消耗、精神的不安は想像以上で、無名滝の氷柱が見えたときは、感動よりも正直ほっとしました。
中岳でランチのあと、南岳へ周り、四王寺の滝へ下ったが、こちらは滝に西日がもろにあたり解氷・落氷が激しく淋しい滝景色。
きょうの滝巡りは、滝の氷瀑の様子よりも、肉体的・精神的に相当疲れていたのか、神経が昂ってなかなか寝付かれなかった。
   
朝の別所駐車場。雪はまったくありません 
   
奉幣殿や山道も殆ど雪は融けています 
   
無名滝の取り付き点、智室川支川の沢沿いに登っていきました 
          
目印となる大岩や大木の記憶を辿りながら上がる
 
無名滝@の氷結 (Mさんは、HO-11?の滝と呼んでいた)
               
   
滝左の源頭部の急峻な岩溝帯に這い上がっていきました 
   
 チョックストーンがありました  浸食された岩に苔と落ち葉、それに雪がつき滑り易く危ない
   
 岩稜帯を抜けると強烈なヤブ漕ぎが続く  青空に目標の参道の杉大木は見えるのだが
   
倒木と岩ゴーロに積もった雪が行く手を憚かり、雪窪に嵌りなかなか一歩一歩が上に進めません 
 
 無名滝@からこの無名滝Aに 登ってくるのに、1時間以上かかりました
 
   
雪の少なさそうなところを巻いて辿り着いたところは、表参道の「関銭の跡」でした 
 
真っ青な空と真っ白な雪原に立枯れの木は、まるで絵画をみるようです
   
   
 山頂はぽかぽかで、人は休憩所の外に出ていました  中岳山頂からは由布や久住連峰も望めた
   
中岳山頂に鎮座する上宮(1188.2m)  三角点と石祠のある南岳(1199.6m) 
   
19日、11時の四王寺の滝の氷柱  きょう14時10分には、こんなに落氷していました
   
奉幣殿山道の雪はすっかり融け、人影もなく静かでした 
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