冬の由布岳お鉢巡り(1584m)

2013年2月17日() はれ後くもり

【コース】  正面登山口08:00⇒合野越え08:40⇒またえ10:15〜10:25⇒由布岳西峰10:45⇒お鉢巡り口「昼食」11:00〜11:35
       ⇒東登山口分岐12:25⇒由布岳東峰12:30〜12:40⇒またえ12:55⇒合野越え13:50〜14:00⇒正面登山口14:30

2年振りの「冬の由布岳お鉢巡り」です。昨日は山頂にどっかりと分厚い吊らし雲が纏わり付き白銀が輝いていたのに、
今日の由布岳は雲ひとつなく綺麗に山容は見えるが白いものがない。冬のお鉢巡り初体験者には好条件かも知れない。
登山口からマタエまで雪はなく、まず右回り始点でスリル満点の障子戸壁の鎖場は慎重に三点確保し西峰まで簡単に登れた。
西峰北端からのお鉢巡りは、固まった残雪で滑り易くアイゼンを付けて入る。自身はこれまで5回お鉢巡りは体験しているけど。
今日は、風が弱く見通し良し気温も高く、危険個所の「馬の背」も雪が緩かったお蔭で、冬のお鉢巡りとしては最良の状態でした。
雪は少なかったが、樹氷や海老の尻尾は沢山残っていて、雪枝越しにみる火口壁や双耳峰の素晴らしい雪景色を堪能しました。

   
雪のない由布岳、喜びたいがちょっと複雑な気持ち  トイレやベンチが設けられ綺麗に整備された高原園地
   
 樹林帯を抜けると雲海の祖母・傾のシルエットが美しかった  南側には湯布盆地の奥に久住連峰・湧蓋山も見事
   
 青空の「またえ」到着。吹き抜ける強風が冷たくて堪らない まずは 由布岳西峰への障子戸壁の鎖場
   
時計回りスタートは、まず スリル満点の障子戸壁の登りだが、雪や凍結の心配がないので割と簡単にクリヤー
   
   
岩壁を上がると北西斜面は雪や樹氷が残っていた 由布岳西峰(1584m)
   
視界良好の北西斜面には、まだ樹氷がたっぷり残っていて十分楽しませてくれました 
   
   
 西峰から噴火口縁の鞍部へ向け、いよいよお鉢巡りのスタートです 
   
 これから向かう危険個所の馬の背・痩せ岩尾根  険しい岩場のアップダウン、4足稼働の連続です
   
   
 火口壁一帯、厳しい風雪で できた海老の尻尾がパラパラ落ち痩せ尾根を埋め尽くしていました
   
 樹氷はなの間から眺める景色は別格です  これから向かう剣が峰
   
 ここまで来た「馬の背」の足跡を振り返る  三点確保を確実に、一瞬の息抜きもできない緊張の連続
   
馬の背を過ぎても、 まだまだ険しい岩場が続きます  オーイ〜剣が峰に着いたぞぅー
   
視界良好・風が弱く、雪が薄く緩んでいたので、好い具合に足にかかり大丈夫でした 
   
   
 由布岳東峰(1584m)に到着  東峰山頂から歩いてきたお鉢コースを振り返る
   
今日は天気予報は好かったのはずなのに、空模様が段々怪しくなり早目に下山


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