英彦山の西谷沢歩き
英彦山バリエーションルート:四の沢〜三の沢

2013年1月13日() くもり


(コース  豊前坊09:25⇒《四の沢》⇒ナメ・三段の滝10:05〜10:30⇒北岳・中岳鞍部11:10⇒中岳小屋〈食事〉11:35〜12:00
    北西尾根取り付き12:10⇒《三の沢》⇒九州自然歩道13:30⇒スキー場休暇13:45〜14:10⇒銅の鳥居15:00

以前MORIさんのHPを見ていつか歩いてみたいと思っていた英彦山のバリエーションルート。雪の涸沢を歩きませんかと誘いを受けた。
人の入らない荒れた涸れ沢は、灌木や倒木に大きな岩がゴロゴロして歩き難い「ゴロ」道ではあるが、はじめて歩く期待感で一杯であった。
急斜の沢を詰めていくと正面に急なナメがあり、滝を見上げると段状に三段連なり完全に氷結している。滝頭から25m位はあるだろうか。
ゴロの急斜を遡って鞍部を目指し登ると北岳と中岳の縦走路に飛び出た。尾根筋は風が吹き上げ寒かったが雲海の山並みが見事でした。
復路は北西尾根から三の沢急斜を沢沿いに下るということで、切れ落ちた岩溝は雪を被った浮石も多くホールド・スタンスに大変苦労した。
無事なんとか九州自然歩道に辿り着き、スキー場でしばし休憩。きょう初見の滝と未踏ルートの達成感にMORIご夫婦に感謝の一日でした。

   
途中ほとんど雪はなかったが、やはり豊前坊付近は凍結しており、銅の鳥居から添田町営バスで豊前坊まで移動した 
   
 取り付きから荒れ、古木とゴロゴロ岩が散乱したゴーロ道を歩きやすそうなところを探しながら進む 
   
 二段目滝壷は完全凍結していて滝壺に下りて記念撮影
   
 三段目の滝はゴルジュ状で、雪の付いた両岸は手掛かりが難しく距離をおいて眺める
   
氷結した滝見物のあとは急斜面の雪道を稜線鞍部を目指して進む 
   
ケモノ道も沢山見受けられる(ケモノは山から谷へ行くものが多いということ大量のフンがあるということ目撃実感した) 
   
   
 稜線はもう少しだ。頑張れ!  北岳〜中岳縦走路に出た途端、寒いこと寒いこと
   
稜線に出ると抜群の雲海があった 
   
 中岳山頂  中岳休憩所は満員。気温5℃と暖かい室外も一杯です。
   
 食事後三の沢を下山することに。切れ落ちた険しい谷沿い歩きは息の抜けない緊張感の連続でした。
   
 荒れた涸れ沢は浮石が多く、さらに雪を被り一手一足しっかり腰を落として慎重に確かめながら下る 
   
   
なんとか目標地点の九州自然歩道に辿り着く 
   
スキー場付近には餌を求めて鹿の群れが! 


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