西穂高から槍ケ岳縦走

A…穂高・槍ケ岳縦走(大キレット越え)

2010年8月21日(土)〜24日(火)

穂高岳と槍ケ岳を結ぶコースは、北アルプスを代表する縦走路。標高3,000級の連なる日本の屋根歩きでもある。
かって、このコースはベテラン登山者だけに許された縦走路。しかし、現在は登山道の整備、梯子や鎖の設置、
ペンキ印がつけられ安全が増したことにより、多くのクライマーに親しまれるようになった。
そうはいっても、荒々しい岩稜を連れねた険しいコースであることは変わりはなく、転落、落石、疲労、凍死など
事故があとをたたない。その危険度から体力、気力、経験、注意力を必要とするのは、前穂縦走と変わりはない。
ベテラン健脚メンバーで、長年念願であった西穂から槍ケ岳縦走へ、晴天と無事を祈りながら、緊張の出発です。

三日目》 8月23日() はれ 

【穂高岳山荘〜涸沢岳(3110m)〜北穂高岳(3106m)〜中岳(3084m)〜大喰岳(3101m)〜槍ケ岳(3180m)】

穂高山荘04:50発→涸沢岳05:08→連続鎖場05:30→最低のコル【朝食】06:10〜06:30→北穂高岳07:45→
北穂高岳小屋08:10→A沢のコル09:10→飛騨泣き・長谷川ピーク09:50→ドーム10:15→梯子・鎖場10:50→
獅子鼻岩下【昼食】10:25〜10:35→南岳小屋11:40〜12:00→南岳12:10→中岳13:35→大喰岳14:20→
飛騨乗超14:45→槍ケ岳山荘15:10着。槍ケ岳山荘(デポ)15:30発→槍ケ岳山頂14:05→槍ケ岳山荘14:20着

 
5時10分ご来光。涸沢岳山頂から朝陽の奥穂高岳と穂高岳山荘 ご来光を眺めた後は、急な岩稜を下降。鞍部から涸沢岳を振り返る
頭上の落石と、落とさないように、慎重に下りる 石を落とさないよう慎重に、先歩者との間隔は十分保ちながら下る
こんな厳しい環境でも綺麗な花が生延びて、安らぎと元気をもらいます 長い鎖の助けを借りて、キレットの鞍部を目指す、腕力勝負です
大キレットの始まりは、岩稜の右手に回り込んだルンゼからはじまる 足跡さえしっかりたどれば、足下はしっかりしているので安全だ
北穂高の南峰、北峰を目指す 天候に恵まれ、目指す槍ケ岳の雄姿が常に眺められ元気をもらう
険しい岩稜のぼりは続くが、天気がよいので滑る心配はない 美しい前穂高岳と涸沢カール
岩壁登りを終えると、槍の穂先が美しい大展望の稜線に上がる 北穂高山頂からキレットの奥に、中岳や槍ケ岳の美しい山容
北穂高岳小屋から、これから目指す槍ケ岳。手前のやせ尾根が大キレット キレットの核心部、飛騨泣きのくさり部。事故多発地点
ルンゼの登山道、対向登山者の交差待ち時間も結構多い キレットの核心部、長谷川ピークのくさり部事故多発地点
長谷川ピークのくさり場の難所をトラバース 大キレットも終盤、最後の獅子鼻岩への斜面を登るのみ
7m梯子を上れば、大キレツト展望台の獅子鼻だ 大キレット展望台標識と奥は南岳小屋ここからは普通の登山道に変わる
大喰岳から最後のはしごを降る。 中岳から大喰岳ルートには雪渓も残り、ウサギギクなど花も多くみられる
鞍部は日本一の高所峠(3020m)である飛騨乗越と槍ケ岳 苦しかった穂高・槍縦走を終え、最後の山小屋槍ケ岳山荘に到着。\(^o^)/
空身で槍ケ岳を目指す、登山者は結構多く渋滞する。 上り、下りのルートが別けられているので、槍ケ岳往復は1時間はかからない。

四日目》 8月24日() はれ 

【槍ケ岳山荘〜槍沢〜横尾〜徳沢〜明神館〜上高地】

予定の険しい岩稜歩きは、天候に恵まれ、無事達成した安堵感と緊張感から開放されたためか、
はたまた、昨晩の槍小屋が1枚の布団に一人で休めたお陰か、今日は下るだけの気楽さからか、
すこぶる快調である。槍ケ岳のご来光を仰ぎ、槍沢のお花畑をゆっくり、楽しみなが下りることにした。
4日間、素晴らしい天候に恵まれ、念願のジャンダルムも大キレットも無事に踏破、展望も素晴らしく、
優しく咲き競った花々の見送りを受け、4日振りに浸かる温泉で乾杯のビール、もう最高の山旅だった。
今後メンバーに会うと、きっと「よくもまぁー大変なコースを歩いたなぁー」と想い出は尽きないだろう。

槍ケ岳山荘05:25発→坊主岩下水場【朝食】06:10→天狗ケ原分岐06:55→大曲07:30→
ババ平キャンプ場07:50→槍沢ロッジ08:20→一の俣08:55→槍見河原09:05→横尾09:55→
新村橋10:30→徳沢園10:40→徳本峠11:40→明神館11:45→河童橋12:35着。
【上高地:入浴&昼食】  上高地15:15発⇒(バス)⇒新島々16:20着。
新島々16:45発⇒(電車)⇒松本17:14着。 松本駅17:52発⇒(JR)⇒名古屋駅20:01着。
名古屋BC21:00 発⇒(夜行高速バス)⇒北九州8/25 06:20着

05:07 槍の肩で、ご来光をまつ登山客 05:12 槍ケ岳のご来光、日の出は5時10分でした
05:17 夜明けの雲海  05:45 槍沢から見る槍ケ岳
槍沢の登山道沿いのお花畑は、高山植物が咲き乱れていました
サナシナショウブやトリカブトなどのお花畑 槍沢ロッジ
新しく作られた吊橋 徳沢園
明神館と明神岳 河童橋からみる西穂高岳。あの山を歩いたと思うと感慨深い

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