西穂高から槍ケ岳縦走

①…西穂高岳・奥穂高岳縦走(ジャンダルム越え)

2010年8月21日(土)~24日(火)

このコースは北アルプスの中で、もっとも厳しい縦走路。逆層の岩稜が連続するやせ尾根の先に切立った岩峰群、
高度感あり、起伏も激しく浮石、落石が多く、容易に人を寄せ付けない危険なルートとしてあまりにも有名である。
距離では計れない、気力、体力、経験、注意力を必要とすると、ガイドブックにもその危険性を喚起している。
水平距離にして、僅か3kmちょっとのコースを踏破するのに、ゆうに10時間程度を要し、途中水場、山小屋もない。
大変な困難さを伴うものの、それゆえにアルピニストの憧れのコースということもあって、いつかは踏破したいと、
以前から挑戦のチャンスを抱いていた。念願の、西穂・槍ケ岳縦走に不安と緊張を抱きながらいよいよ出発です。

一日目》 8月21日() はれ 

【西穂高口登山口~西穂高山荘】

8/20 22:15北九州市発⇒(夜行高速バス)⇒名鉄BC8/21 07:50着。JR名古屋駅08:43⇒JR高山駅10:55着。
高山濃飛BC11:40発⇒新穂高温泉13:10着。新穂高ロープウェイ13:40⇒西穂高口14:20→西穂高山荘15:25着

山上駅、西穂高口の千石園地奥が西穂高岳登山口になっている 西穂高口駅から約1時間ほど歩くと西穂高山荘に到着、もう既に満員
山小屋の食事は3回に別けてもこの行列。今夜は2枚の布団に3人寢です。
西穂山荘前の広場は大勢の登山客でゴッタ返していた

《二日目》 8月22日() はれ 

【西穂高山荘~西穂高岳(2909m)~天狗の頭~ジャンダルム(3163m)~奥穂高岳(3190m)~穂高岳山荘】

穂高山荘04:50→西穂丸山05:08→西穂独標06:05→ピラミッドピーク06:35→チャンピオンピーク07:00→
西穂高岳07:25→P₁07:40【朝食】→間の岳09:05→逆層スラブ09:40→天狗の頭10:00→天狗のコル10:35
【昼食】→ジャンダルム12:40→ロバの耳基部13:00→ロバノ耳14:15→奥穂高岳14:45→穂高山荘15:20着

 
04:54 朝焼けの西穂高山荘と焼岳,後方の乗鞍岳をあとにする 西穂高岳山頂、ここまでの登山者が大変多い
崩れやすい急峻な瓦礫を4っんばいで慎重上っていく スパット切れ落ちたナイフエッジを慎重に、間の岳、天狗岳を目指す
狭い西穂独標、西穂高岳山頂では休む間もなくアップダウンを繰り返す 岩場にかけられた長い鎖を、懸垂下降気分で下りる
西穂丸山からの下りも、スパット切れ落ちた痩せ尾根 間天のコルから垂直な岩場を登っていく
誰か積み木崩しといっていた。天狗の頭,落石,浮石に神経ピリピリ 飛騨側は急な逆層スラブだが、岩はしっかりしていて比較的 登り易い
高度感と落石の危険から、ホールド、スタンス確保にずーつと緊張が続く 山頂は遮るものはなく、360度の大展望です
長い鎖に助けられて下ったところが天狗のコルです 何処も一歩間違えは一貫の終わり、緊張感の連続です
天狗のコルでちょっと一息。ゆっくり休めるような場所は少ない 険しい岩場に高山植物、一服の清涼剤に元気をもらいます
ジャンダルムコルへの西側やせ尾根、先客の踏み跡をよーく見とこうー 足下は両側とも切れ落ち肝を冷やす。瓦礫の重なったピークを超す
コブの頭付近からジャンダルム!取り付きは何処か?分りにくい? ガスの湧くなか、ジャンダルム基部へ厳しい断崖絶壁の岩壁渡り
ジャンダルム、中央付近を人が這い上がっているのが、分りますか? 先客が途中怖がって立ち止まっている。大丈夫か?股巾がとれないようだ!
ロバの耳へ急峻な岩場、見ている方が怖い 馬の背、垂直な壁と高度感、ホールド、スタンスをしっかり確かめながら上る
「馬の背」と呼ばれるナイフリッジのやせ尾根をよじ上る 難所を無事通過、ほっとしたところの奥穂高岳山頂で記念撮影
穂高岳山荘への最後のハシゴを下ります 宿泊地穂高山荘15:20分到着。疲れた身体でも今宵は1枚の布団に2名寝

TOPへ       表紙へ     ②…(大キレット越え)へ
inserted by FC2 system