古処山キツネノカミソリ

平成22年8月1日( 曇り

《コース》  秋月キャンプ場登山口08:15発→〔キャンプ場コース〕→五合目駐車場09:00→水舟09:40→屏山11:00→大将隠し・奥の院11:45〜12:20
→古処山【昼食】12:40〜13:40→九合目14:00水舟14:00→五合目駐車場14:40→〔古処林道〕→だんご庵15:20 →秋月キャンプ場駐車場15:30

「キツネノカミソリ」の見頃を迎え、いつもは伊原山へ行くのだが狭い林道と駐車場、車と人の多さを避け、5年振りに夏に登ったことのない
古処山へ出かけることにした。以前は、野鳥川沿いにはキャンプ場のバンガロー、トイレなどがあり橋や登山道もよーく整備されていた。
ところがいつの豪雨かはわからないが、建物は全て破壊流され、大木がいたるところ倒壊、道は崩落し荒れ放題の悲惨な姿に変わっていた。
今は、寸断された登山道や沢を右へ左へかわしながら登るようになっている。なんせ酷暑の時期に標高1000メートルに満たない山なので、
たとえ渓流沿いの登山道であっても相当暑いだろうという覚悟があった。ところが、登り始めると昨日は雨が降ったのか道は湿り沢の水量も多く、
歩行中は暑いものの、立ち止まると渓流の冷たい水しぶきミストの冷風がとても心地よかった。
曇天の靄がたちこみ修験道の山らしく霊験な雰囲気が漂い、林の中はひんやりとして涼しいのである。このところ福岡地方は湿度が80%超、
35℃近い猛暑が続いていたので、とてもこの涼しさは想像できなかった。
古処山は13世紀はじめ頃から400年間、領主秋月氏の山城があったらしく、大将隠しの岩部屋、鎖場を少し下りると大きな巨岩の割れ目に
奥の院があり登山者が中に入ることができるようになっていて、その痕跡が残っている。
奥の院は岩間からヒンヤリした冷気が吹きだし、天然クーラがよくきいて肌寒いほどです。また、古処から屏山への南側山道は「国の天然記念物」
ツゲの樹トンネルがモヤッ−と霞んだなかに続きとても幻想的でした。
オオキツネノカミソリは、6合目付近からぼちぼち姿をみせてくれます。山を埋め尽くすほどの群落はないが、所々に苔むした岩山や樹木に寄り添う
ように咲いている姿は愛らしく風情があります。
山頂ではガスもとれ、360度展望がきき見晴らしがよい。珍しい情景と見所の多い山歩きに、キツネノカミソリ見物を忘れるほど収穫ある一日でした。
 

秋月街道からキャンプ場駐車場へ上る 6合目、もみじ谷分岐辺りからキツネノカミソリが見られる
もやのかかったモノトン世界は神秘的です ツゲ林にもポツポツ花は咲いていました
起伏の少ない、霊験なツゲのトンネルを歩きました ところどころに、キツネノカミソリの群生はみられました
石灰岩とツゲは相性がいいらしい。苔はどうなのでしょう? でも?平尾台の石灰岩は苔はついていないし?
山頂近くの案内板、ここから鎖など使い岩場を5分程度下る 不気味な感じの「大将隠し」巨岩部屋
人の肩幅しかない岩崖間に窮屈な天然クーラのきいた「奥の院」
322号線から秋月街道に入り、ここが古処林道入口 林道終点が、5合目駐車場。この奥がキャンプ場からの登山道

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