尾瀬&日光の山々

2007年6月10日〜13日
会津駒ケ岳(2133m)帝釈山(2060m)田代山(1971m)&尾瀬沼〜尾瀬ケ原

        
日本最大の高層湿原地帯である尾瀬とその周辺の山々を檜枝岐温泉を基点に会津駒ケ岳、帝釈山、田代山登山
と尾瀬の散策に出かけた。会津駒ケ岳一帯は名うての豪雪地帯である。雪解けの夏、頂稜は広大な湿原、高山植物の宝庫だが。
まだこの季節、中間点の水場付近から上は残雪が多く、夏道は雪に隠れ赤いペンキやリボンを目印に進む。
駒の小屋前の大池や中門岳稜線の池糖などは、勿論深い雪の中に埋もれていた。


少し南に位置し標高差は余り変らない帝釈山、田代山は雪融け登山道の両側には可憐な白い花、オサバ草、の大群落やショウジョバカマなどが心和らげてくれました。
帝釈山山頂からは日光連山、?ケ岳、駒が岳など大パノラマで見事である。田代山は広い湿原が見事です。
これまでの日光・尾瀬国立公園が来年には会津駒ケ岳・田代湿原とに分割されることになっているらしい。

尾瀬のミズバショウは2年前に比べ少し遅かったかな〜!の感じでしたが、朝靄の尾瀬沼に映る燧ケ岳は神秘的でした。
今回は、幸運にもスポット的に行き先々が好天気に恵まれ満足な山旅が出来ました。

6月10日(日)九州晴れ、東京から雨《移動日》

北九州空港8:05⇒羽田9:40、浅草11:50⇒会津高原尾瀬口14:50⇒檜枝岐温泉17:00着「民宿泊:こまどり」九州は晴天続きで、田畑や給水面で一雨欲しいのに関東、東北は連日雨続きで会津付近では、つい先日は雹が降り一面白くなったとのこと、気になる天気は明日から回復予報!を信じるほかない。
民宿では「裁ちそば、山椒魚の天ぷら」あまりの美味しさに村人が食べることを禁止された「ご法度」からきた、蕎麦粉で作った「ハットウ」などが珍味だった。

6月11日(月)晴れ《会津駒ケ岳ピストン》

民宿7:00出発⇒登山口7:17→水場8:45→駒の小屋下10:30→会津駒ケ岳山頂10:50〜11:55→水場13:10→登山口14:50

明け方、恐る恐る外を覗くとナント快晴ではありませんか!余りの天気回復ぶりに荷物を宿にデポする時に軽アイゼンを除いたのが後々後悔の種となった。

中間の水場から登るに連れて残雪は多くなるばかり、夏道は雪に隠れて勿論ない目標は赤いリボンを頼りに進むだけ、この山の樹林のリボン取付け位置が極端に高い、やはり積雪の多い冬山登山用に取付けたのであることが想像できる。

何とか「アイゼン」なしで山頂に辿り着く、山上楽園の稜線湿原や池糖は一面銀世界で、期待の「ハクサンコザクラ」には残念ながら今回は出会えなかった。
昼食後小雨がぱらつき下山することに、好天気に雨具を宿に置いて来た人もいたが、やはり山の基本遵守を悟る。

 
 6月12日(火)晴れ《帝釈山⇔田代山⇒尾瀬沼》
檜枝岐民宿6:00出発⇒〈車〉⇒馬坂峠駐車場6:45着 登山口7:10発→帝釈山頂8:00〜8:25→田代湿原9:40〜10:13→帝釈山(昼食)11:15〜11:55→登山口12:30着, 駐車場12:40発⇒〈車〉⇒檜枝岐温泉13:13⇒御池13:30着御池13:35⇒〈シャトルバス〉⇒沼山峠13:51 沼山登山口14:00発→沼山展望台14:20→尾瀬沼大江湿原14:40入り

帝釈山登山口までは宿の車で送迎してもらう。
帝釈山は檜枝岐からは身近な登山ルートがなく、幻の名山として呼ばれてきたが林道が整備され一気に登れる2000m級の山として、また田代山へ気軽に往復できることから休日は登山者も多いという。
馬坂峠登山口に入るといきなり山道を挟む斜面は可愛い「オサバグサ」の大群落が続く、帝釈山頂からは日光や南会津の山々が堪能できる大パノラマが広がる見事な景色です。
此処から1時間で「オサバグサ」群落を眺めながら簡単に田代山へ行ける。田代山頂上一帯にこんな広大な湿原があるとは。
高山植物の宝庫でもあるという。湿原のことを尾瀬方面では「田代」上越方言では「苗場」と言うらしい。
この時季ミズバショウ、ワタスゲ、タテヤマリンドウなど花は少ないが、静かな湿原こんな静けさは尾瀬にはない。
こんなよい山は滅多にないと思うが、来年から国立公園に昇格するという。

 6月13日(水)晴れ《尾瀬沼〜尾瀬ケ原⇒帰福》
長蔵小屋4:50出発⇒沼尻平(朝食)5:40〜6:15→白砂峠6:35→見晴7;35→竜宮小屋8:15〜8:40→山の鼻10:15→鳩町峠11:25鳩町峠12:10⇒戸倉12:30着 戸倉12:50発⇒沼田駅13:50⇒高崎駅14:52⇒上野駅16:45⇒羽田空港駅17:50着

昨夕、尾瀬沼の日没撮影は雲に遮られて失敗したが、今日は早立ち朝もやに包まれた尾瀬沼の湖面に映る山々や樹々は形容しがたい素敵な光景だった。人が居ないのも静かな尾瀬を独り占めしているようで気分爽快である。

日が昇るに連れて観光客がどんどん増えてくる。木道のすれ違いも気遣うほどで、立ち止まっての写真撮影はとても無理。
竜宮小屋に差し掛かった時、群馬県警のヘリコプターが救助に降下してきた。「骨折したらしい!」最近中央の山に出かける度に救助ヘリに出会う。
昨日も車の中で、先夏帝釈山頂で3時半頃落雷で死亡事故が発生し、ヘリ救出されたと聞いた。
何とか防げなかったものかと自身反省していただけに、この穏やかな尾瀬でも怪我人がと考えさせられた。
今回は天気に恵まれた楽しい山旅であったが、そんな中、見た聞いた感じたの反省点は心に刻んでおきたい。



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