【奥秩父主峰縦走】
《2007年10月18日(金)〜10月21日(日)》
 
瑞牆山(2230m)金峰山(2595m)国師ケ岳(2592m)甲武信ケ岳(2475m)
登山者には,人気の百名山連なる奥秩父縦走、確かに山容といい景色といい実に見応えの
ある素晴らしいコースであるが、少々行程の長いハードな山旅であった。
天気は半日雨具着けただけで好転恵まれ、寒冷前線の通過で思いがけないプレゼント。
今年初めての降雪で、富士山、南アルプスや八ヶ岳など名峰の美しい雪化粧の雄姿を眺める
ことが出来、ながぃ-歩行の疲れも忘れさせてくれました。
  
  10月18日(木)晴れ〈移動日〉
福岡空港9時05分発⇒羽田空港10時40分着、モノレール、JR線乗り継ぎ新宿駅11時50分着。
新宿12時30分発⇒(高速バス)甲府駅前14時45分着。甲府駅から韮崎駅までJRで移動。
タクシー(9000円)でみずがき山荘16時35分着

今年の記録的な夏の影響か紅葉はこれからか、今一な感じがする。
瑞牆山荘(1520m)の夕方はやはり4℃と冷え込む、今日は他に宿泊客はなし風呂は貸切り
移動日で大した汗もないが、明日から3日間風呂なしかと思うと嬉しい。
瑞牆山荘は山小屋並みかと考えていたが、全てが完備した立派な観光旅館であった。

       10月19日(金)曇り 
瑞牆山荘6:30発→富士見平小屋7:25→瑞牆山頂9:10→富士見平小屋【昼食】11:15〜11:50
→大日小屋12:50→大日岩13:35→金峰山15:35→金峰山小屋16:05着

初日の瑞牆山荘から富士見平までの登り道では、やはりザックが重く感じる。
富士見平に荷物をデポして瑞牆山をピストン、瑞垣山頂近はよくもこんな大きな奇岩が組み重なって落ちない
ものだと感心しながら岩の急坂をよじ登って行く。山頂はガスで視界はダメだったが、時折ガスがとれ紅葉の
付いた岩稜は見応えあった。富士見平から大日小屋までは少し楽な坂道の針葉樹林帯を進む。
見上げると首が痛くなる大日岩を通り小川山と金峰山との分岐で一休み、ここからの瑞牆山岩山の形が美しい。
ミズナラ樹林帯の途中で小雨となり金峰山へは雨具装着と滑り易い岩を歩くため麓をバイパスして小屋を目指す。
さぞ天気が良ければ素晴らしい岩望に紅葉?であろう。凄い高さのケルンが見えたらその下が金峰山小屋であった。
焚き火のストーブの暖かさがありがたい。日没後は雪に変わり雪景色は嬉しいが、明日からコースが心配であったが
夜中に外を覗くと夜空に星が輝いていた。

   

   10月20日(土)快晴
金峰山小屋6:15発→金峰山6:50→朝日岳8:15→大弛峠9:35→前国師岳10:39→北奥千丈岳10:50
→国師ケ岳【昼食】11:05〜11:40→国師のタル13:00→東梓13:45→両門頭14:35→富士見15:15
→甲武信ケ岳16:30→甲武信小屋17:00着

雪は少し残っているものの滑り易い岩や凍結箇所を慎重に歩けばコス変更の必要はない。
只、今日は歩行約10時間の長行程、日暮れとの戦いもありゆっくり景色を楽しんではいられないかも。
小屋からの登り、朝日の射す瑞牆山や昨晩の寒気で雪の付いた南アルプス峰々が見事である。
五丈岩を右肩に眺め金峰山頂に着くと、どんと雲海に浮き立つ雪の付いた冨士山が目前に
飛び込む、まさに墨絵の世界に大感動。昨日雨で見えなかった五丈岩を近くに見るとその大きさに
圧倒される。金峰山からはシラビソ樹林帯と苔生してしっとりした趣の登山道を歩く。
紅葉時季の土曜とあり途中から次々に登山者とすれ違う、聞くと大弛峠まで車で来た人達だ。
大弛峠の向かいへは荒れ道に立派な木道が作られているが国師へ向う人は少ない。
此方も針葉樹林に覆われ、登山道からの眺望は見渡す限り山々の起伏とうねりの展開が見事である。
北奥千丈岳、国師ケ岳山頂からは富士山や南アルプスなど素晴らしい眺めが疲れを忘れさせてくれる。
国師ケ岳からは苔生しの幽玄なる原生林のなか登り返しをが続き、時々枯れたまま整然と木々の淋しい
光景ではあるが合間に富士山が目を癒してくれる。苦しさ紛わしに登り返しを数えたら13回もあったと
メンバーの1人が話していた。国師から甲武信ケ岳まではまだ6時間かかる。甲武信ケ岳へ
最後のピーク過ぎ山頂に着いた頃には富士山に落陽が射していた。甲武信小屋は満員ではないというが
布団1枚2人寝、やはり疲れた身体に堪える。来週はこの倍宿泊するという、そこまで泊めるなと言いたい。

   

  10月21日(日)快晴
甲武信小屋6:10発→木賊山6:28→戸渡尾根へ6:42→徳ちゃん新道登山口10:43→東沢山荘11:15着
⇒(タクシー)⇒塩山温泉11:50《入浴:昼食》塩山駅14:43⇒(かいじ112号)⇒新宿16;06⇒羽田空港17:15着
羽田空港20:30発⇒福岡空港20:30着

当初は雁坂峠へ下山計画であったが、疲れや時間的にみて「徳ちゃん新道」に予定変更した。甲武信小屋の
「徳さん」に握手で見送られ戸渡尾根を西沢渓谷へ向け出発。木賊山まで少し登ると後は急な下りを延々約4時間半
樹木の中歩く、途中1900m付近まで降りた紅葉前線と冨士山は絵画をみるように「紅葉冨士」は実に美しい。
山裾は唐松林が続くが黄葉には少し早かった。「徳ちゃん新道」はシャクナゲも多く花の咲く時期は見事でしょう。
下の西沢渓谷には紅葉狩りの多くの観光客が訪れていたが、もう少し時間がかかりそうだった。登山口から
タクシーで塩山温泉へ3日分の疲れと垢を落とし、さっぱりした後ビール乾杯山旅のフイナーレを迎えた。

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